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Foresight in sight

ニュースリリース

2001年11月5日

日本ユニシス
次世代型アウトソーシングサービスモデル「PowerRental™」を発表

〜 アウトソーシングビジネスをさらに拡大 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、アウトソーシングにおける多様化したニーズに柔軟に対応するため、これまでのアウトソーシングサービス体系を一新、各種サービスメニューを標準化した次世代アウトソーシングモデル「PowerRental™」を発表します。

 昨今の経済不況の中、企業は利益の維持・確保に向けた、余剰経費などのコスト削減が急務となっています。このため、情報システム構築/運用についても経費削減を目指し、コンピュータベンダーへのアウトソーシングを検討する企業が増えています。
 しかしベンダーにおいては、アウトソーシングを希望する企業のニーズに適合したアウトソーシング体系の整備が十分になされていない場合も多く、個別に対応しているのが現状です。また「情報漏洩」、「セキュリティ不安」などが払拭されていないという問題も抱えています。
 これら問題が解決されない現状では、企業は、ベンダーに対し情報システムをアウトソーシングすることを躊躇せざるを得ないというのが実情です。

 日本ユニシスは、昨年4月「アウトソーシング事業推進部(現アウトソーシング事業部)」を設立、関連企業である「日本ユニシス情報システム」のハウジングサービス(ユーザの機器を預かり情報システムを運営)と併せ、日本ユニシスグループ全体で、アウトソーシング事業に取り組んできました。また、「asaban.com事業部」を中心に昨年6月からASPサービスを開始しています。
加えて、本年10月1日、情報セキュリティ管理における英国規格「BS7799」をITフル・アウトソーサとして世界で初めて取得、ユーザが抱える情報セキュリティに対する不安材料の払拭に努めてきました。

 今回、日本ユニシスは、これまで培ったアウトソーシング事業での実績をもとに、今までのアウトソーシングサービスを体系化し、各種サービスメニューを標準化した次世代アウトソーシングサービスモデル「PowerRental」を発表する運びとなりました。「PowerRental」は、アウトソーシングを希望するユーザの多種多様なニーズに応え、"ハイセキュリティ・アウトソーシングサービス"の提供を可能にするものです。

 次世代アウトソーシングサービスモデル「PowerRental」の特徴、および設計コンセプトは以下の通りです。

1. 企業が抱えていた不安要因「情報漏洩」、「セキュリティ不安」を払拭
アウトソーシング事業分野において、世界で初めて情報セキュリティ管理の国際規格「BS7799」の認証を取得しました。同認証取得の裏づけになった技術力を最大活用し、"ハイセキュリティ・アウトソーシングサービス"を提供します。
2. 多種多様なサービスを統合したワンストップ・サービスの提供
Eビジネスシステムのみならず、企業内の既存システムとの連携も可能であり、高度なシステムインテグレーションを伴うアウトソーシングサービスソリューションとして体系化することで、企業情報システム部門の変革を支援します。
3. UNIX、Windows®などのオープン系をはじめ、メインフレームに至るフルラインをカバー
マルチプラットフォーム企業への柔軟な対応を考慮し、ITインフラを整備しました。中小型メインフレームやオフコンを利用している企業の中には、UNIX、Windowsへのシステム移行を望まない企業も多く、これらニーズに対応したサービス体系も準備しています。

 次世代アウトソーシングサービスモデル「PowerRental」は、ネット経由による利用量に応じた料金体系を設定しており、社会公共モデル型(例:電気、ガス、水道の利用量に基づく料金制)のサービスを基本としています。サービスメニューは以下の2つに大別されます。(関連資料参照)

1. ベース・セット
ITインフラとなるiDC(internet Data Center)機能であるネットワーク、Data Center、ハードウェア(サーバ、ストレージ、ルータなど)、ソフトウェア(UNIX、Windows、Linux®、レガシーシステム)、ミドルソフトウェア(データベース、認証、決済、セキュリティなど)を標準提供。
2. アッド・セット
ベース・セットに対し、ユーザは自社の事業戦略に適合したタイプを追加セットとして選択可能。もっともシンプルな「サーバやストレージなどハードウェアキャパシティのレンタル提供と、監視・定常操作を行うホスティング形態」から「情報システム業務に加え、特定のアプリケーションに関連した業務そのものを運営するビジネスサービス形態(BSP型)」まで、A〜Eまでの5タイプをラインナップ。さらにシステムインテグレーションを伴うサービスもメニュー化。

 今後、日本ユニシスは"ハイセキュリティ・アウトソーシングサービス"の提供を継続するため、関連グループ企業との更なる連携強化を実施し、グループ外企業との協業も視野に入れ「PowerRental」のスケールアップを図っていきます。

 なお、「PowerRental」は、11月22日(木)青山ダイヤモンドホールにおいて開催される『「PowerRental」アウトソーシング・セミナー』にて紹介します。セミナーに関するお問い合わせ先は以下の通りです。

「PowerRental®」アウトソーシング・セミナー事務局
 TEL: 03−5546−7790
 FAX: 03−5546−7849
 ホームページ: http://www.unisys.co.jp/outsourcing/



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