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ニュースリリース

2001年7月11日

日本ユニシス
ブロードバンド時代への対応で汎用機を一新

〜 「Unisys e-@ction CLEARPATH PLUS SERVER CS7802/CS7101シリーズ」販売開始 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=島田精一、東京都江東区豊洲1-1-1)は、「Unisys e-@ction Enterprise Server ES7000」(以下ES7000)で高い実績と評価を得ているCMP(Cellular Multi-Processing) 注1)技術を採用し、2200/IX (OS2200注2))シリーズおよびA/NX/LX(MCP注3))シリーズの汎用機をそれぞれ一新した「CS7802シリーズ」61モデル、「CS7101シリーズ」7モデルを発表し、本日より販売を開始します。
 CS7802/CS7101シリーズは、マルチOSプラットフォームとして、同一筐体にOS2200もしくはMCP環境とWindows® 2000環境を融合し、最大32プロセッサ・8パーティションの運用環境を提供します。

 日本ユニシスは、CS7802/CS7101シリーズをブロードバンド時代における次世代Eビジネスの基幹業務を担うエンタープライズサーバとして、以下の特徴を備えています。

1. ブロードバンド時代の高速大容量処理に対応する大規模処理能力と拡張性を装備
CS7802シリーズ:
単一2200プロセッサ能力を当社最上位機種「IX6800シリーズ」に比べ1.5倍に向上
単一2200プロセッサ能力を「IX6800シリーズ」に比べ1.5倍に強化。最新レベルのASIC 注4)技術を適用し2200プロセッサを1チップで実現。システムで最大33倍の拡張性を備えています。

CS7101シリーズ:
Intel ®プロセッサ上で仮想MCP環境を実現するVirtual Machine技術を採用
単一システムで最大4.7倍の拡張性を備えています。
CMP技術を採用、最大32プロセッサ、最大主記憶64GB構成
CS7802は2200プロセッサx16とIntelプロセッサx16 (OS2200+Windows)の組合せで8分割、CS7101はMCP仮想プロセッサx16とIntelプロセッサx16 (MCP+Windows)の組合せで4分割、さらにXTPA 注5)環境で最大8システム・128プロセッサ構成が可能です。
2. 既存資産と最新オープンITの融合でEビジネスの変化とスピードへ迅速に対応
CMPをベースに OS2200/MCP環境とWindows 2000環境を融合
CS7802/CS7101シリーズ共にWindows 2000環境は、ES7000で実績のあるWindows 2000 Advanced ServerまたはDatacenter Server(計画中)をサポートします。CMPをベースに汎用機に蓄積した既存資産を有効に活用し、最新オープンIT技術を取り込むことで、Eビジネス展開にスピーディかつ効率的に対応できます。

3. 「キャパシティオンデマンド機構」-予測困難なトランザクション処理要求に迅速に対応
・ホットスタンドバイの構成や異なるプロセッサ性能を持つ複数システムのコンソリデーション
・システムを止めずにパーティション単位でプロセッサ性能を増設
・業務負荷に対応するパーティション間のプロセッサ性能を変更(計画中)
・障害時におけるパーティション間のプロセッサ性能バックアップ(計画中)

4. 24時間/365日、企業のグローバル活動を支える高度なシステム可用性に対応
万全なCMP冗長構成、クラスタリング技術、ホットスワップ機能の導入
ノンストップ・クラスタリング技術を採用し、OS2200/MCPおよび Windowsの無停止処理、プロセッサ/メモリ/クロスバー/電源/冷却ファン/IMS機構などのリタンダント構成の採用、プロセッサ性能増設や障害時のシステム停止を必要としないホットスワップ機能の提供により、高可用性を提供しています。

5. 2複雑化するシステム運用の集中化・自動化・効率化に対応
統合運用管理機構(IMS:Integrated Management System)の導入
最大8パーティションを集中監視制御および自動運転、I/Oサブシステムの自動電源制御をサポートし、より効果的なシステム統合管理機能を提供します。

 『Unisys e-@ction CLEARPATH PLUS SERVER CS7802シリーズ』の価格はハードウェア、ソフトウェア、保守料金の合計で月額1,200万円から、出荷は平成14年第1四半期からを予定しており、販売目標は2年間で200台です。『Unisys e-@ction CLEARPATH PLUS SERVER CS7101シリーズ』の価格はハードウェア、ソフトウェア、保守料金の合計で月額280万円から、出荷は平成13年第3四半期からを予定しており、販売目標は2年間で300台です。


注1) CMP:
Cellular Multi-Processingの略。米国ユニシスが開発し、ES7000で初めて導入したマルチOS環境に対応したエンタープライズサーバ用プラットフォーム・アーキテクチャ。CS7802シリーズ、CS7101シリーズに米国ユニシスの共通プラットフォーム・アーキテクチャとして導入。
注2) OS2200:
2200/IXシリーズのオペレーティング・システム
注3) MCP:
A/NX/LXシリーズのオペレーティング・システム
注4) ASIC:
Application Specific Integrate Circuitの略。固有仕様で開発された高集積度IC。
注5) XTPAアーキテクチャ:
Extended Transaction Processing Architectureの略。大規模無停止トランザクション・システムを実現する拡張トランザクション処理アーキテクチャ。


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