2001年6月13日
ユニシス製 ES7000 32プロセッサ
Windows®ベース mySAP.com のパフォーマンスで世界記録達成
日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲 1-1-1)に入った情報によると、Unisys Corporation(社長、会長兼最高経営責任者= Lawrence A. Weinbach 米国ペンシルベニア州ブルーベル 以下米国ユニシス)は 6月12日(現地)、Unisys e-@ction Enterprise Server ES7000 が、これまでメインフレームや大規模な UNIX/RISC によるシステムでしか到達することのできなかったレベルのパフォーマンスを実現し、Windows 環境下で過去最大数の mySAP.comのSDベンチマークユーザをサポートしたと発表しました。
今回のベンチマークテストで ES7000は、20,000のSDベンチマークユーザを平均レスポンス1.91秒で処理しました。1時間あたりのスループットは 2,015,333ラインに相当します。
これは、Windowsベースの3階層システム構成のパフォーマンスとしては世界最高値です。
また、これまでのSDベンチマーク結果においても、64プロセッサのUNIXシステムの記録を抜いて歴代2位に相当する記録となります。
「SAP® SDベンチマーク」は、一つのシステムが基準内のレスポンスタイム(2秒以下)で同時にサポートすることのできる最大ユーザ数をシミュレーションするテストであり、サーバおよびアプリケーションに関する業界標準のパフォーマンス計測法です。
今回のベンチマークテストでデータベースサーバとして使用されたES7000の仕様は、900MHzのIntel® Pentium® III Xeon プロセッサ32個、メモリ12ギガバイト、レベル3キャッシュ128メガバイト。このサーバ上で Microsoft社の Windows 2000 Datacenter Server、Microsoft SQL Server 2000 Enterprise Edition データベース、SAP R/3 Release 4.6Cを稼働させました。CPUの利用率は94パーセントでした。
また、アプリケーションサーバとして、 700MHz の Intel Pentium III Xeon プロセッサ8個、メモリ4ギガバイト搭載のES5085が92セット使用されています。そのCPU利用率は55パーセント、使用されたディスク容量は合計で623ギガバイトでした。
このベンチマークは、カリフォルニア州ミッションビエホにある米ユニシス社のパフォーマンス研究所で行われ、SAP AGによって認定されました。
なお、ベンチマークの詳細結果については、次のURL(http://www.sap.com/benchmark/)を参照してください。
【米国マイクロソフトのSQL Server 副社長、Gordon Mangione氏のコメント】
「この結果は、何故SQL Serverが大規模データベース市場においてもっとも成長をとげているのか、を証明するものです。
ハイエンド・エンタープライズ・クラスの利用者にとって、もはや高価なUNIX機やメインフレーム機を使わなければならないという制限はなくなりました。今や、マイクロソフトの製品群とES7000のようなシステムにより、彼らが必要とする拡張性が得られるのです。」
* | 記載の会社および製品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連URL: 「Unisys Corporation」 http://www.unisys.com 「SAP」 http://www.sap.com 「エンタープライズサーバーES7000」 http://solution.unisys.co.jp/ |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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