2001年6月8日
アルゴ21、グラフィックプロダクツ、コンピュータエンジニアリング、
日本ユニシス、日立造船情報システム
「C-Meisterアライアンス」を締結
〜 金型製造業向けソフトの世界デファクトスタンダート化、"モノづくりシステム"のインフラを創造 〜
株式会社アルゴ21(社長=大岡正明氏 東京都中央区勝どき6-1-15)、株式会社グラフィックプロダクツ(社長=田端雅和氏 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3)、コンピュータエンジニアリング株式会社(社長=山口修司氏 福岡県北九州市八幡西区引野1-5-15)、日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)、日立造船情報システム株式会社(社長=桑木光信氏 東京都太田区西蒲田7-37-10)の5社は、金型製造業界向け国産アプリケーション・ソフトウェアの世界デファクトスタンダード化を目指し、6月8日「C-Meister(シー・マイスター)アライアンス」を締結しました。
現在、金型製造業界では熟練技能者の高齢化や、金型生産拠点の急激なアジアシフトによる現地調達化、またアジア各国の技術力向上などにより、コスト競争力低下をきたし、情報インフラの対応の遅れもあいまって、閉塞感が急速に強まってきています。このような現状の中、経済産業省では日本の製造現場にある技能、ノウハウ、経験とITを融合させ、日本の製造業の国際競争力強化を図る目的で、今年度より「デジタル・マイスター・プロジェクト」を策定し、国をあげた取り組みがなされようとしています。
アルゴ21、グラフィックプロダクツ、コンピュータエンジニアリング、日本ユニシス、日立造船情報システムの5社は、国内金型製造業において、それぞれ20年以上の歴史を持ち、同業界に特化したソフトウェアを開発、販売してきました。昨年度の金型市場におけるCAD/CAMシステムのシェアにおいては、5社合計で70%のシェアを有しています。
今回、この5社は、日本国内の金型製造業界発展に寄与する目的で「C-Meisterアライアンス」を締結、金型製造業界を対象に、共同でアプリケーションの開発・販売・サポートを推進することになりました。 本アライアンスから生み出される金型業界向けアプリケーションは、世界のデファクトスタンダードとなる性能、品質を目指しています。
「C-Meisterアライアンス」に参加する5社の具体的事業は以下の通りです。
1) | 各社が個別に開発したアプリケーション間のインタフェースを開発し、属性情報を含む各工程間のデータ・バリアフリーを実現する。 |
2) | 各種金型の設計・製造工程における、特化アプリケーションの共同開発により、最先端機能の金型製作用アプリケーションを低コスト・短期間で提供する。 |
3) | ビューワ、コラボレーション・ツール、ポータルサイトなどの金型製作用インフラの共同整備により、データの一元活用を推進する。 |
4) | 開発資源の相互活用と開発インフラの整備及びサポート機能の共同化により、開発・サポートの効率化・スピード化を更に加速する。 |
5) | 本アライアンスにて開発及び製品化された商品を広く国内外に普及させる。 |
「C-Meisterアライアンス」は、6月19日(火)東京全日空ホテルで開催される、日本ユニシス主催の「21世紀における日本のモノづくりシステム フォーラム2001」で、特別セッションを用意しています。
* | 関連URL: 「アルゴ21」http://www.canon-its.co.jp/(キヤノンシステムソリューションズと統合し、キヤノンITソリューションズに社名変更) 「グラフィックプロダクツ」 http://www.cgsys.co.jp/jp/index.html(平成22年1月1日、株式会社C&Gシステムズと合併し、社名変更) 「コンピュータエンジニアリング」 http://www.cgsys.co.jp/jp/index.html (平成22年1月1日、株式会社C&Gシステムズと合併し、社名変更) 「日立造船情報システム」 http://www.hitachizosen.co.jp/(平成9年1月、日立造船コンピュータ株式会社と合併し、社名変更) 「21世紀における日本のモノづくりシステム フォーラム2001」 |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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