2001年5月28日
日本ユニシス
赤穂信用金庫、印鑑照会/検索システム全営業店で稼働開始
〜 赤穂信用金庫の営業店BPR推進を強力にサポート 〜
日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、営業店業務プロセス改善(BPR)を目指す赤穂信用金庫(理事長=渋谷 敦士氏 長野県駒ヶ根市中央17-14)より「印鑑照会/検索システム」を受注しました。同システムは4月より赤穂信用金庫全営業店で稼働開始しています。
現在、金融業界は収益環境の急激な変化にさらされており、各銀行では第一線の営業店における一層の合理化が求められています。また、同時に顧客の利便性向上のニーズに応えるサービスの充実が要求されています。さらにセキュリティの問題として、紛失・盗難の通帳に押印されている副印鑑から印鑑を偽造され、預金が引き出されるという事件が相次いで発生しています。
このような環境下、赤穂信用金庫では、事務合理化・集中化、顧客利便性向上、事務の堅確性向上、情報のデジタル化などを目指し、金融機関の営業店システムにおいて長年の実績とノウハウを持つ日本ユニシスの「印鑑照会/検索システム」採用を決定しました。
赤穂信用金庫では、日本ユニシスの「印鑑照会/検索システム」の導入により、通帳から副印鑑の押印を廃止しました。また、印鑑簿の電子化に伴い、印鑑照合作業時間が大幅に短縮されることで、顧客の窓口での待ち時間短縮を実現、全営業店で全顧客の印鑑照合が可能になるなど、顧客サービスの更なる向上を図っています。
今回、赤穂信用金庫全店舗で稼働を開始した、「印鑑照会/検索システム」の機能は以下の通りです。
- 標準化アプリケーションパッケージ
都市銀行や地方銀行、信用金庫など幅広い金融機関における稼働実績をもとに、印鑑業務にかかわるプロセスを多角的に分析し、多様な印鑑検索/登録業務をサポート。 - 印影/署名一括表示可能な印鑑ディスプレイ
業界最高水準のコンパクトボディに、5.7インチフラット大画面表示エリアを確保。印影/署名の一括等倍表示が可能。 - 豊富な検索機能
口座番号検索、CIF番号検索、共通印鑑検索機能を標準装備。印影/署名イメージの他に印鑑照合に必要な情報を一画面に一括表示することで、スピーディな印鑑照合を実現。 - バッチ処理機能
イメージを伴わない解約、移管、事故情報などの更新は、ホストデータをもとに一括反映/更新するバッチ処理をラインナップ。ホスト−印鑑検索システム間のデータ整合性が図れ、登録作業の効率化を実現。 - 運用管理/取引履歴照会機能
システム稼働後のユーザ固有情報の変更、追加もGUI画面で容易に入力可能。また、登録、検索の操作履歴も容易に出力できるなど、システム運用業務をトータルにサポート。 - 印鑑データの暗号化機能
マルチ暗号化方式を採用し、印鑑データの暗号化をすることが可能。暗号化したデータをネットワークやデータベース内で扱うことでセキュリティを向上。
印鑑簿の電子化については、長野県内では八十二銀行、長野信用金庫などでも実施されており、今後県内各金融機関で導入が加速していくものと予想されています。
今後、日本ユニシスでは赤穂信用金庫が目指している、営業店端末と連動した印鑑自動照合システムの開発など、同信用金庫の更なる営業店BPRをサポートしていきます。
* | 記載されている会社名、製品名は、各社の商標および登録商標です。 |
* | 関連URL: 「赤穂信用金庫」 http://www.shinkin.co.jp/akaho/ |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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