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Foresight in sight

ニュースリリース

2001年5月24日

日本ユニシス
アット東京とデータセンタービジネスで提携

〜 アウトソーシングビジネスをさらに拡大 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、このほど株式会社アット東京(社長=金岡克己 氏 東京都中央区八重洲2-7-2)とデータセンタービジネス分野において提携することで合意しました。

 日本ユニシスは、近年急激に需要が高まってきているアウトソーシングビジネスに注力し、複雑化・高度化するビジネス課題に対応するため、日本ユニシスおよびグループ各社が長年にわたって培ってきた高度な経験と実績を集結してグループの総力をあげて取り組んでいます。
 特に昨年度においては、大手通販ニッセン、日本エアシステム、複数の地域金融機関などの大型案件を含めて大きな実績をあげ、ビジネス課題を解決するための手段となるアウトソーシングビジネスを展開しています。
 また、ASP事業やEビジネスを行う事業者に事業基盤を提供する『Kiban@asaban』などのサービスも業界他社に先駆けて提供しています。

 一方、アット東京は、東京電力株式会社、東京通信ネットワーク株式会社(TTNet)、株式会社インテックを中心に、2000年6月にデータセンター事業を目的に設立され、同年9月から営業を行っています。
 アット東京のインターネットデータセンター(IDC)は、信頼性の高い電源供給、耐震性に優れた施設、および多様で拡張性のある通信回線や光ファイバーの提供、幅広い設備保安技術により24時間365日安定稼働する最高水準の環境を提供しています。東京23区内に設立された同IDCは、2003年春には世界最大級の総床面積14万m2までの拡張を予定しています。

 両社はこれまでにも、電力関連資機材を調達するeマーケットプレイス運営会社として設立されたジャパン・イーマーケットをはじめ、金融分野、官公庁分野への『Kiban@asaban』提供において協力してきましたが、今回、システムインテグレーションサービスでの豊富な経験と実績を生かしてアウトソーシングビジネスを展開している日本ユニシスと、堅牢で大規模なファシリティ、充実したインフラをもつIDCを提供するアット東京が業務提携することにより、IDCにおいて両社のサービスを融合させた高付加価値なサービス提供を可能とし、データセンタービジネス競合力の強化を実現します。

 日本ユニシスは、従来のデータセンターに加えて今回のIDCをアウトソーシングビジネスの新たな拠点に据え、その柔軟な拡張性を活用することにより、従来型のアウトソーシングに加え新たなビジネスモデルの提供を当面の重点施策とし、アウトソーシングビジネスで今年度220億円の売上を見込んでおり、来年度は500億円の売上を目指します。


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