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ニュースリリース

2001年3月21日

日本ユニシス
『Unisys e-@ction Enterprise Server ES7000』の国内受注100台を突破

〜 ES7000が大規模Windows®システムの標準プラットフォームに 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)はこのたび、昨年3月8日に発表し、同時に販売を開始した、世界最高水準の性能と可用性を有するWindows®ベースのデータセンタ・サーバ『Unisys e-@ction Enterprise Server ES7000』*注)の受注台数が100台を超えたことを発表します。

 ES7000は発表以来、Windows® 2000 Datacenter Serverで32プロセッサを使った世界初のデモンストレーション実施(2000年6月15日)、日本初のWindows® 2000 Datacenter Serverでの本番稼働(2001年1月9日)、Windows®プラットフォームでのSAP SD Benchmarkでの世界最高性能の達成(2001年2月26日時点)といった大規模Windows®プラットフォームとしての数々の実績を積み重ねてきました。 またUnisys Corporation(米国)からは、Compaq Computer Corporation、Dell Computer Corporation、Hewlett-Packard Company、International Computers Limited、株式会社日立製作所といった企業への同サーバのOEM提供が決定しています

 ES7000の主要採用分野については、Eビジネスプラットフォームとして、あるいは大規模DWH(データウェアハウス)、サーバ統合といった先進のビジネスソリューションでの利用、そして企業の基幹業務システムプラットフォームとしての採用などが大部分を占めています。具体的には、株式会社ジェイティービーの総合ECサイト「JTB INFOCREW」のデータベースシステムとしての採用、株式会社ファーストリテイリングでのDWHプラットフォームとしての採用、株式会社三井住友銀行(2001年4月設立予定)のBANCSシステムでの採用があります。

 主な採用企業は以下の通りです。

  • 日本ユニコム株式会社(次世代インターネット・トレーディング)
  • 株式会社ファーストリテイリング(DWH)
  • 株式会社三井住友銀行(BANCSセンターとのゲートウェイ)
  • トヨタ自動車株式会社(Webサーバ)
  • 株式会社レナウンルック(DWH)
  • コープ東北サンネット事業連合(DWH、シンクライアント)
  • 株式会社ジェイティービー(Webサーバ)
  • グンゼ株式会社(DWH、サーバ統合)
  • 住友大阪セメント株式会社(Webサーバ)
  • 株式会社佐賀銀行(全社イントラネットサーバ)
  • 株式会社シムリー(DWH)

 これらの実績は、ES7000の提供する高い処理性能と信頼性、および他サーバと比較して圧倒的な低価格による高いコストパフォーマンスが、市場ならびに業界パートナーに評価されたことによるものです。

 当社は今後、大規模Windows®システム分野でのリーディング企業としての地位をより確実なものにすべく、今年3月14日に発表した、マイクロソフト、インテルとの包括合意を含む業界パートナーとの協業をさらに推進するとともに、昨年12月26日に開始を発表した「日本ユニシスビジネスパートナー」によるチャネル販売も積極的に展開し、平成13年度には、全体で300台の受注をめざします。

*注) 『Unisys e-@ction Enterprise Server ES7000』
「ES7000」はユニシスの先進テクノロジーとマイクロソフト社とインテル社の業界標準テクノロジーが融合した最高水準のWindows ®サーバであり、以下の特徴を有します。

  1. 高信頼性、高可用性と柔軟な拡張性をもたらす画期的なアーキテクチャ Cellular Multi-Processing(CMP)を採用しています。モジュラー化された設計により、Intel® Penitum®III XeonTMおよびItaniumTMが共存可能であり、段階的なIA-64環境への移行が可能です。
  2. 高速クロスバースイッチを採用。最大32CPU、64GBメモリ、96PCIチャネルまでリニアな性能向上を実現しています。
  3. 「ES7000」サーバ内に複数サーバの稼働(サーバ内サーバ)を可能とするシステム・パーティショニングを、インテルサーバとして初めて実現しています。
  4. 各システム・パーティション間は共有メモリを用いた高速コミュニケーションを実現。高効率なインターナル・クラスタリング・システムを「ES7000」内部に構築することが可能です。
  5. ハードウェアの高信頼性設計や統合管理システム(IMS:Integrated Maintenance System)、システム管理、可用性、効率向上を図る専用ソフトウェア「ess(Enterprise Server Software)」により、高い耐障害性や運用性を実現しています。

添付資料


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