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Foresight in sight

ニュースリリース

2001年3月1日

日本ユニシス
最適な勤務計画を策定する
小売業向レイバースケジューリング・システム提供開始

〜 大丸で5月中旬に稼働開始 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 本社=東京都江東区豊洲1-1-1)は、売上目標や作業情報を基に、勤務計画の作成などが可能なスーパー・百貨店など小売チェーンストア向のWindows®版レイバースケジューリング・システムを、3月6日から提供開始します。

 全国の小売業界は、売上高が4年連続でマイナス成長となるなど厳しい環境下におかれています。このような状況下、利益確保のためコスト削減などが大きな目標となっています。このためパートやアルバイトを含めた最適な勤務計画を作成し、従業員1人の時間あたり粗利益の向上、つまり「人時生産性」の向上が必要になっています。

 今回提供開始のレイバースケジューリング・システムは、みやぎ生活協同組合(理事長=芳賀唯史氏 本部=宮城県仙台市泉区八乙女4-2-2)と共同開発したものです。

 レイバースケジューリング・システムは、以下の特徴があります。

1. 勤務計画担当者の負担軽減可能
店長・部門長など勤務計画担当者が行っている月間勤務計画や日次作業割当表、作業指示書などを自動作成するため、担当者の負担が軽減できます。

2. 最適な勤務計画策定が可能
生鮮食品、衣料品など部門ごとの売上目標や客数予想を入力することにより、時間帯毎に必要な要員を算出・配置できるなど、最適な勤務体制の策定が可能です。

3. 店舗作業の標準化を実現
顧客サービスのレベルを、維持・向上するために必要な作業項目と質(必要時間と作業人数)が明確になり、店舗や担当者のサービスの差をなくします。

 またレイバースケジューリング・システムは、一店舗や一部門で勤務計画を作成するスタンドアロン版と、複数店舗の勤務計画をネットワークを介し本部で一元管理できるシンクライアント版があり、規模に応じた導入が可能です。

 なおシンクライアント版は、株式会社 大丸(社長=奥田 務氏 本社=大阪府大阪市中央区南船場4-4-10)が試行を進めており、5月中旬より順次本番稼働開始を予定しています。
 レイバースケジューリング・システムの利用料金は、スタンドアロン版、シンクライアント版ともに1クライアントあたり60万円となっています。なお必要なソフトウェアは、スタンドアロン版がWindows NT® Workstation4.0またはWindows® 2000 ProfessionalおよびOracle®8i Personal EditionとMicrosoft® Excel、シンクライアント版がサーバ用としてWindows 2000 Advanced ServerとOracle8i Enterprise Edition、Microsoft Excel、クライアント用としてWindows 2000/NT/9x、Citrix® ICA®クライアントです。


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