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Foresight in sight

ニュースリリース

2001年2月26日

日本ユニシス
地方銀行3行から「有価証券業務処理システム」を相次ぎ受注

〜 福井銀行、山口銀行、伊予銀行にて『Siatol21』が本年9月稼働開始 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)はこのほど、株式会社福井銀行(頭取=市橋七郎氏 福井市順化1-1-1)、株式会社山口銀行(頭取=田中耕三氏 下関市竹崎町4-2-36)、および 株式会社伊予銀行(頭取=麻生俊介氏 松山市南堀端町一番地)から総合有価証券管理システム『Siatol21(シアトル21)』を相次いで受注しました。採用を決めた3行とも、平成13年9月末の中間決算より「新有価証券システム」として稼働開始を予定しています。

 金融業界では、昨年9月末決算から施行されている「時価会計」による決算処理に対応するために早急なシステム化を行ってきましたが、来年度以降に向けさらに、事務処理効率と精度の向上を目的とした、有価証券業務処理のシステム化対応が求められています。
 このような動きの中、上記3行でもそれぞれ今年度上期から、運用コストの軽減、事務処理効率の向上、セキュリティの向上など総合的な視点で、同業務処理システムの検討を進めてきました。

 日本ユニシスでは、1980年代に銀行ユーザの有価証券総合システムを個別開発して以来現在に至るまで、それらのシステムを制度変更や取扱商品拡大に柔軟に対応させ、新機能の追加や修正をタイムリに実施してきました。
 総合有価証券管理システム『Siatol21』(1997年6月発表)は、当社で15年以上にわたり蓄積したシステム・サービスの経験とノウハウをベースに開発したオープン基盤ベース(サーバ:Solaris、クライアント:Windows NT、データベース:Oracle)のソリューション・パッケージです。同パッケージはすでに、地方銀行、第二地方銀行をはじめとする国内金融機関約30ユーザの資金証券部門で利用されており、証券投資業務におけるフロント、ミドル、バックの各業務をサポートしています。特に地方銀行においては、22行での採用実績があります。

 福井銀行、山口銀行、伊予銀行の3行は、有価証券業務処理システム構築における実績とノウハウ、および『Siatol21』の導入実績を評価し、日本ユニシスに対し同ソリューションの発注を決めたものです。

 日本ユニシスでは今後も、金融機関における有価証券業務処理システムとして『Siatol21』の機能充実を積極的に実施するとともに、昨年11月より開始した同パッケージの共同利用型アウトソーシング・サービスについても利用提案を推進し、有価証券業務分野でのさらなるシェア拡大を図ります。


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