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Foresight in sight

ニュースリリース

2001年1月18日

日本ユニシス
住宅設計システム『DigiD®』のレンダリング機能を刷新

〜 『アークレンダーゼロ』を『DigiD®』に組み込む 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=天野順一、東京都江東区豊洲 1-1-1)は、自社で開発、販売している住宅設計システム「DigiD®(デジド)」のレンダリング(コンピュータグラフィックス)部分を刷新するため、アークジャパン株式会社(社長=中村純朗氏、東京都渋谷区東1-19-2、03-5466-1271(代表))製最新ソフトウェア「アークレンダー®ゼロ」を「DigiD®」に組み込み、販売を開始します。

 日本ユニシスでは、Windowsベースの住宅設計システム「DigiD®」のさらなる機能強化を図るため、業界で豊富な実績を持ち、市場において評価が高いWindowsベースのシステムとの連動/組み込みを積極的に推進しています。
 今回、日本ユニシスは「DigiD®」の次世代レンダリングエンジンについて、当社と業務提携関係にあるアークジャパン社、株式会社スリーディーイノベイションズ(社長=井上淳氏、東京都世田谷区赤堤4-15-10、03-5355-3901(代表))と3社共同で検討した結果、昨年の米国AEC展で評価の高かったアークジャパン社の最新レンダリングソフト「アークレンダー®ゼロ」の採用を決定しました。

 日本ユニシスの「DigiD®」が採用する「アークレンダー®ゼロ」は、従来のレンダリング機能に比べ、スピード性能と操作性が飛躍的に優れています。その特徴は以下のとおりです。

  • 今まで計算に時間がかかっていた反射、写りこみなどの処理をリアルタイムで確認することができ、プレゼン資料を作成する上で利用者にストレスを感じさせない。

  • 設計空間の中をウォークスルーしながら家具、調度品などのオブジェクトを直感的に配置・編集できる。

  • 時間の概念をオブジェクトに持たせることにより、オブジェクトに動き(振動・回転・移動)を与えたり、音楽(BGM)を定義することが可能。

  • テクスチャー(素材集)にスリーディーイノベイションズ社の「ArchiTextures1999(アーキテクスチャーズ1999)」を採用することで、高精度かつ容量の軽い700点以上の素材データを標準装備。

 「DigiD®」は平成10年3月の発表以来、これまでに6,000本の出荷実績があります。日本ユニシスでは今回「アークレンダー®ゼロ」を「DigiD®」一体型として組み込むことで、新たに3,000本の販売を目標にしています。


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