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Foresight in sight

ニュースリリース

2001年1月9日

ES7000とWindows® 2000 Datacenter Serverの
組合せによる日本初のシステムが本番稼働開始

〜 JTBの旅行商品販売サイト「JTB INFO CREW」〜

 最新鋭サーバUnisys e-@ction Enterprise Server ES7000(以下 ES7000)とMicrosoft Windows® 2000 Datacenter Server(以下Windows2000 DCS)を組み合わせた日本における第1号のシステムが、このほど本番稼働を開始しました。

 本番稼働を開始したシステムは、旅行代理店最大手の株式会社ジェイティービー(東京都品川区東品川2-3-11 JTBビル 社長=舩山龍二氏 通称=JTB)が提供するWebサイト「JTB INFO CREW」です。

 同サイトは、旅行総合案内・宿泊の情報提供をはじめ登録会員による旅行申し込みから精算までが可能なもので、会員数12万人、登録客室10万室、1日80万ページが閲覧される日本最大級のインターネット・サイトです。従来から複数のNTサーバで構築されていた同システムは、急激なアクセス件数増加や会員増加に迅速かつ柔軟に対応できるものへと、システム再構築が急務とされていました。

 JTBでは、再構築にあたって、可用性の高いオペレーティング・システム(OS)と24時間365日補償される安定稼働性、またアクセス・データや業務量の急激な変化にダイナミックに対応できるOSとそれに最適なハードウェアとして、最高の組合せであるマイクロソフトのWindows 2000 DCSとES7000を選択したものです。

 またJTBでは、今回のシステム構築に際し、米国マイクロソフト社のJDP(Joint Development Program(注釈参照))の適用を受け、昨年7月からテストを実施し3ヶ月間の試行の後、その成果を確認した上でES7000とWindows 2000 DCSの導入を正式に決定しています。

 なお日本ユニシス株式会社とマイクロソフト株式会社は、昨年3月にセールス・サポートなどを中心とした包括提携を結び、この提携を基に日本でのES7000とWindows 2000 DCSの本格的導入を推進してきたものです。両社では今後も両プロダクトの拡販に向けて、一層の協力を推進していきます。

 JDP(Joint Development Program)
商品を出荷前にユーザに提供することにより、テスト試用を通じて諸々の確認を行い、製品のより一層の品質向上を高めることを目的としたプログラムです。また商品発売時にはユーザ稼働実績として公表されます。今回Windows 2000 DCSの出荷にあたり全世界で有数企業20社が選ばれ日本ではJTBが唯一の適用となりました。

 株式会社日本交通公社は、平成13年1月1日から株式会社ジェイティービーに社名変更しました。


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