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Foresight in sight

ニュースリリース

2000年12月14日

日本ユニシス
(株)ジャパン・イーマーケットが運営するeマーケットプレイスの
システムインテグレーションを全面受託

〜 ASPでシステムを提供 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1、以下日本ユニシス)はこのたび、電力関連資機材を調達するeマーケットプレイス運営会社として新たに設立された株式会社ジャパン・イーマーケット(社長=松阪晴伸氏 東京都港区三田 2-21-6、以下ジャパン・イーマーケット)における eマーケットプレイスのシステムインテグレーションと、日本ユニシスのASP事業『asaban.com』によるシステム運用サービスを全面的に提供することになりました。

 ジャパン・イーマーケットの eマーケットプレイスは、電力業界を中心にエネルギー産業界全体の資機材調達価格の低減や汎用化・標準化の進展を図るべく、多種多様な物品の取引をインターネットを活用したオープン市場で行うシステムです。

 日本ユニシスは、eマーケットプレイス構築のためのソリューション提供とシステムインテグレーションをはじめ、システム稼働に必要なハードウェア/ソフトウェアプラットフォームを提供する『kiban@asaban』サービス、およびシステム運用・保守まで、一貫したトータルサービスをASP形態にて提供します。

 当社は、長年にわたる電力業界でのシステムインテグレーション経験による業務ノウハウとこれまで培った eビジネスにおけるシステム構築ノウハウをベースに今回、以下のソリューションをeマーケットプレイス向けに最適化し、提供します。

【最先端 eマーケットプレイス・ソリューションの提供】
 Commerce One社、および本年10月に協業を発表したSAPジャパン社と提携。欧米やアジアで広く実績のある最先端eマーケットプレイス・ソリューションと設計・開発時のデザインコラボレーションや直接資材の購買、基幹業務システムとの連携、サプライチェーンマネジメントとの連携など、広範囲な eプロキュアメント・ソリューションとシステムインテグレーションサービスを提供します。

【ASP形態でのサービス提供】
 日本ユニシスでは、業界他社に先駆けてASP事業に参入し、「建設業界向け情報管理サービス『Project Center』」、「電子キャビネットサービス」をはじめとするASPサービスや eビジネスのためのシステム運用サービス『kiban@asaban』など、すぐに使用可能な eビジネス・ソリューションを『asaban.com』事業として提供しており、今回の eマーケットプレイス・システムもASP形態でサービス提供します。

 ジャパン・イーマーケットは、日本ユニシスへのIT(情報技術)面の業務委託を行うことにより、 eマーケットプレイスの早期立ち上げ、および立ち上げに係わる投資コストとシステム運用・管理コストの低減が可能となり、 eマーケットプレイス事業運営のコア業務に注力し、事業拡大を図ることが可能となります。

 なお日本ユニシスは、ジャパン・イーマーケットに対し2.5%の資本参加を行っています。

[ジャパン・イーマーケット概要]

会社名 株式会社ジャパン・イーマーケット(Japan e-Market Co.,Ltd.)
所在地 東京都港区三田2-21-6
設立日 平成12年12月14日
代表者 代表取締役社長松阪晴伸氏
事業内容 ・電子カタログによる製品の陳列および売買
・インターネット上での引合
・見積と価格交渉
・オークション(競売)および逆オークション(競買)
・複数のバイヤー企業による共同購入など
資本金 15億円
出資企業 東京電力株式会社、関西電力株式会社、中部電力株式会社、
三菱商事株式会社、三井物産株式会社、株式会社東芝、
株式会社日立製作所、日本ユニシス株式会社、
三菱重工業株式会社、三菱電機株式会社
事業開始 平成13年3月(予定)