2000年11月15日
日本ユニシス
地方銀行次期バンキングシステム検討・検証コンソーシアムを設立
日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、参加地方銀行とともに新たなバンキングシステムを研究し、その実現のため、対応策の策定と実証モデル(ひな型)開発を行い、参加行に提供することを目的とした、次期バンキングシステム検討・検証コンソーシアムを、本日設立しました。
今日、製造・流通業を中心にE-ビジネスが急速に展開される中、地域のリーディングバンクであり続けることを目指す地方銀行にとっては、その信用力と公共性を生かし、銀行が本来有している「リスクコントロール」、「資金(信用)仲介」、「情報仲介」、「事務処理能力」などの諸機能を、決済以外の分野に積極的に展開する必要性が、ますます高くなりつつあります。
このような状況下日本ユニシスでは、地方銀行において経営戦略上、今後必要となる新しいバンキングシステムの共同研究、企画およびその実現に向けた対応策の策定を行うべく、当社の勘定系システムユーザである、秋田銀行、北越銀行、山梨中央銀行、百五銀行、紀陽銀行、大分銀行、鹿児島銀行に参加を要請し、コンソーシアム『S-BITS(=Succeeding Banking Information Technology for Success consortium、エスビッツ)』を設立したものです。
上記7行は、勘定系システムの基盤ソフトウエアとして、日本ユニシスが開発した「TRITON®(トライトン)」を導入しており、『S-BITS』では、11月15日の発足会を皮切りに、この共通システム基盤をベースとし、勘定系システムをはじめとする複数の検討部会を立ち上げ、参加各行のニーズに合わせて、各種のテーマに取り組んでいく予定です。
日本ユニシスでは、今後のバンキングシステムの検討・検証に、5年間で300億円の開発投資と、組織・要員対応を実施する計画です。
* | 「TRITON」は、日本ユニシスの登録商標です。 |
* 「TRITON」は、日本ユニシスの登録商標です。
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