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Foresight in sight

ニュースリリース

2000年11月8日

日本ユニシス
北電情報システムサービス(株) (北陸電力グループ)と
「建設プロジェクト情報管理ASPサービス」で販売提携

 日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、建設業界向けのASPサービスとして提供している建設業向け情報共有サービス「ProjectCenter(プロジェクトセンター)」に関し、このほど北陸電力グループの情報システム会社である北電情報システムサービス株式会社(社長=野嵜勉 氏 富山県富山市桜橋通り3-1)と販売およびコンサルティングを主とする業務提携を行いました。本サービスの販売提携は本年6月の東北電力グループに続くものです。

 建設プロジェクトにおける情報管理は、発注者、設計者、ゼネコン、下請け業者、部材メーカーなど多数の関係者が、時間的にも地理的にも制約を受けながら、設計から施工、保守に至る各段階で必要な情報(図面、指示書、現場写真、議事録や確認履歴など)を効率的に共有し、セキュリティを確保しながら正確に伝達することが焦点となりますが、工期に限りのある建設現場において、各プロジェクトごとに本格的なコンピュータシステムを導入することは、システム構築にかかるコスト面とそれに携わる情報システム運用技術者の人的負担の面から効率的とはいえず、敬遠されてきました。

 日本ユニシスは、米国で多数の実績を持つ米国Bricsnet社(本社=ニューハンプシャー州ポーツマス)との技術提携にもとづき、同社製の「ProjectCenter」を日本化し、日本ユニシスのASP事業『asaban.com』の1メニューとして、本年5月より国内建設業界向けにサービスを開始しました。「ProjectCenter」は、建設現場の情報共有やコミュニケーションを、インターネットを活用して効率化するサービスとして業界内でも広く紹介され、既に大手ゼネコンをはじめ、各方面で利用されています。

 北電情報システムサービスは、北陸電力の情報システムを中心に情報処理サービスを行っていますが、今回従来のISP事業から一歩飛躍し、北陸地域を中心としたインターネットを利用したビジネスの総合的事業として、「データセンター事業」を展開します。
 「ProjectCenter」は、その一環として建設業向けASPサービスに採用されたものであり、北陸電力グループ内での事業への適用や、グループ内で持つノウハウ、地域の自治体や建設業者とのリレーションを有効利用し、本サービスの販売と現場利用におけるコンサルティングを行う方針です。北電情報システムサービスでは、11月より本サービスの提供を開始しました。同社は「データセンター事業」全体で、5年後に6〜8億円の売上を見込んでいます。

 日本ユニシスは、本サービスの機能拡張などの充実を図るとともに、建設ノウハウを持つ企業との強力なパートナーシップを展開し、新時代の建設プロジェクトに対し、有用なIT支援環境を提供します。



* 記載の会社名、商品名は各社の登録商標または商標です。 * 関連URL:
  • 「北電情報システムサービス(株)」 http://www.hiss.co.jp/
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