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Foresight in sight

ニュースリリース

2000年10月3日

日本ユニシス
さくら/住友銀行から都市銀行間キャッシュサービス連携システム用に
「Unisys e-@ction Enterprise Server ES7000」を受注

〜Windows®サーバーとして日本初のゲートウェイシステム〜

 日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、さくら銀行及び住友銀行から都市銀行間キャッシュサービス連携システム(BANCS)用に、このほど『Unisys e-@ction Enterprise Server ES7000』(以下『ES7000』)を受注しました。

 『ES7000』は、日本ユニシスが本年3月8日に発表した、最新の CMP(Cellular Multi Processing) アーキテクチャを採用しインテルプロセッサを最大32個搭載可能なエンタプライズサーバーです。
 日本ユニシスは、『ES7000』と『Windows® 2000 Datacenter Server』 をベースとした新世代データセンターシステム分野で、マイクロソフト社と包括提携を行い、両者の組み合わせによる大規模ミッションクリティカルシステム構築に向けて共同でビジネスを展開しています。

 今回受注したシステムは、さくら銀行と住友銀行の合併により来年4月に誕生する三井住友銀行で稼働するシステムであり、基幹勘定系システムと都市銀行間キャッシュサービスを行うBANCS(注1)センターとのゲートウェイシステムにおいて『ES7000』と『Windows® 2000 Datacenter Server』の組み合わせが採用されたものです。これは、日本ユニシスのメインフレームベンダーとしての豊富な知識・経験と、上記組み合わせによる高性能と拡張性、及びメインフレーム並みの信頼性が評価されたものです。
 本システムは、東京及び大阪のセンターに設置され、災害対策を含め耐障害性の高いシステムを実現します。このようなミッションクリティカル分野のゲートウェイシステムをWindows環境で運用するのは日本初となります。
 また今回のシステムは、米国ユニシス社がシステム構築を実施した米店頭株式市場NASDAQ(注2)におけるSCR(サーベイランス・デリバリ・リアルタイム)システム(注3)に相当する性能・信頼性を必要とするもので、構築にあたっては全世界に展開するWindows® 2000テクノロジセンター(W2KCOE)(注4)のノウハウが集約されます。

 今回の受注は、『ES7000』が本番系で4台、開発系2台の計6台で、サービス開始は来年10月の予定です。

 今後とも日本ユニシスは、メインフレームで培ったノウハウをベースとして『ES7000』と『Windows® 2000 Datacenter Server』の組み合わせで企業のミッションクリティカルシステムの構築を支援してまいります。