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Foresight in sight

ニュースリリース

2000年9月5日

日本ユニシス・グループとシスコシステムズ 協力体制を強化

 日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1、以下日本ユニシス)とそのサービス部門を担うグループ会社のユニアデックス株式会社(社長=竹内新 東京都江東区豊洲1-1-1、以下ユニアデックス)、およびシスコシテムズ株式会社(社長=黒澤保樹氏 東京都千代田区丸の内3-2-3、以下シスコ)は、これまでの協力関係をさらに強化し、企業のEビジネス対応に向けての最適なソリューション提供で協業することに合意し、9月から具体的な活動を開始しました。

 インターネットが急速に浸透し、日本型EC(電子商取引)を担うとされるiモードやWAP(ワイヤレス・アプリケーション・プロトコル)に対応したインターネット接続可能な携帯電話も普及しつつある昨今、企業にとっても、本格的なEビジネスにスムーズに参入することが業界における勝ち残りのための課題となってきました。

 このような状況下日本ユニシスは、永年培ってきた基幹業務システム構築・運用の豊富な経験と業務知識をベースに、データセンター、ネット・ビジネス、CRM注1)、SCM注2)、DWH注3)などのEビジネスに積極的に対応しています。
 また、ネットワークに関するサービス部門を担うグループ企業として1997年3月に日本ユニシスの100%出資により設立されたユニアデックスは、設立当初からシスコのゴールドパートナーとして、ネットワーク・システムのインテグレーションに際し、ルータ、LANスイッチなどのシスコ製品を販売してきました。

 このたび日本ユニシスでは、ユーザのEビジネス実現に際し、ハード、ソフト、サービスの最適な組み合わせを提供するソリューション群「Unisys e-@ction Solutions(ユニシス イーアクション ソリューション)」におけるネットワーク基盤層に関し、世界最大手のネットワーク機器ベンダーであるシスコをその戦略的パートナーと位置付けて協業を推進します。

1.

日本ユニシスのシステム・インテグレーション・ノウハウと信頼性あるソリューション提供力

2.

ユニアデックスのネットワーク・デザイン/構築/運用/保守力

3.

シスコのネットワーク製品開発力


を組み合わせ、確実なEビジネス基盤としてのネットワークをよりスムーズにユーザに提供できることになります。  今回の合意に基づき、3社で実施する活動は以下のとおりです。


1.

「ESシリーズ」とサービス、およびシスコネットワーク機器との最適な組み合わせによる販売促進
トランザクションの増大、データの大容量化等にともない処理の高速化が必須となるCRM、SCM、DWHなどのEビジネスにおいて、そのプラットホームとなる「Unisys e-@ction Enterprise Server ES7000/5000」シリーズとシスコネットワーク機器、およびネットワーク設計・構築・導入・保守・管理サービスなどの最適な組み合わせを提供し、さらなる販売促進を図ります。

2.

販売支援および共同プロモーションの実施

(1)

シスコは日本ユニシスに対し、シスコ・ソリューションに関する最新ノウハウ提供のため、ネットワークに関するトレーニング支援などを行います。これを受け日本ユニシス・グループはお客様に対し最適なシスコネットワーク機器のソリューションを提案し、販売を拡大していきます。

(2)

Unisys e-@ction Enterprise Server」シリーズとシスコネットワーク機器の共同プロモーションをはじめ、ユーザに対する共同セミナーやキャンペーンなど、各種プロモーション活動を計画・実施します。

3.

メインフレームの最新ネットワーク化促進
日本ユニシスの永年にわたる基幹ネットワークの構築・サポート実績とシスコの実績ある製品群により、メインフレームの独自ネットワークを着実かつ円滑にオープン環境へ移行します。移行によるTCO削減、接続性の拡大、ネットワークの拡張性など、ユーザに対し安全かつ確実にEビジネス環境を提供します。



 このたびの協業に留まることなく、さらに今後3社では、新しいネットワーク環境実現に向けて、音声/データ統合、サーバ・ロード・バランシング(サーバ負荷分散)・VPN(Virtual Private Network:仮想閉域網)などについても共同で取り組み、対応していく予定です。