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Foresight in sight

ニュースリリース

2000年8月8日

日本ユニシス
Eビジネスのスピーディな実現に向けて
「Unisys e-@ction ビルディングブロック・ソリューション『Bizaction』」を販売開始

〜テンプレートをベースとしてアプリケーションを生成〜

 日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、Eビジネスソリューション開発を簡単かつスピーディに実現するため、テンプレート(アプリケーション生成ツール)を中核とした、「Unisys e-@ctionビルディングブロック(構築要素)・ソリューション『Bizaction(ビズアクション)』」(以下『Bizaction』)を発表し、今月14日より販売開始します。

 昨今、B to B、B to C取引きで急速に浸透するEビジネスにおいては、ベースとなるIT(情報技術)の変化スピードが速く、社内外のWebサイト構築を目指す企業にとっても、技術習得が間に合わないことに加え、要求仕様決定に多大な時間を要し、その間にインフラ環境が変わってしまう、といった悪循環が見られるようになってきました。
 一方、これら企業に対応するIT産業から提供される開発形態としても、OS(オペレーティングシステム)上のミドルウェアを利用したアプリケーションの個別構築が主流であり、生産性確保の困難さ、品質のばらつき、非互換の問題などの課題から脱しきれていないのが実情です。

 日本ユニシスでは、このような現状を踏まえ、企業のEビジネス・アプリケーションのスムーズな開発による高い生産性と、カスタマイズ自由度の確保を目的として、ビジネス・テンプレート提供によるビルディングブロック・ソリューション『Bizaction』をラインナップしました。

 『Bizaction』は、ユニシス・テクノロジとマイクロソフト・テクノロジをプラットフォームとして提供されます。
 具体的には、ユニシス製エンタプライズサーバ「ESシリーズ」(ES7000/ES5000/ES2000)と「Microsoft® Windows® NT/2000 Servers」をハードウェア/OS環境とし、「Microsoft® Exchange」、「Microsoft® SQL ServerTM」などのミドルウェアを介して提供されるものであり、中核となる『テンプレート』(アプリケーション・ジェネレート部分)とそのベースとなる『サービス・マネージャ』、および権限管理、Web監査、データ連携などの機能を組み込むための『サービス・オプション』から構成されます。

 『Bizaction』の主な特徴は次のとおりです。

  • Eビジネスのパターン

    • 共通系(ポータル/基本)
      オフィス支援系(情報共有/文書管理/営業支援/ワークフロー/ナレッジ・マネジメント)

    • WebEDI系(WebEDI)

    • オプション系(クライアント拡張)

    を『テンプレート』に包含しており、選択したパターンからアプリケーションを自動生成することが可能。

  • 『テンプレート』使用に際して、「ウィザード(質疑応答)」形式により、機能の取捨選択と操作の容易性を実現。

  • 『サービス・オプション』の活用により、生成されたアプリケーションと、ネットワークや他システムとの連携・制御機能を組み込むことが可能。


 提供機能としては、『サービス・マネージャ』中のテンプレート・マネージャ、『基本テンプレート』中の汎用情報提供、汎用データ入力、マスタ・メンテナンスの各アイテムを皮切りに、8月から順次出荷開始の予定です。

 『Bizaction』の販売価格は、最小構成(注1)で30万円、オフィス支援系機能の最大組み合わせ(注2)価格で1,350万円です。日本ユニシスでは同ソフトウェアの販売により、今後2年間で30億円の売り上げをめざします。

 提供機能としては、『サービス・マネージャ』中のテンプレート・マネージャ、『基本テンプレート』中の汎用情報提供、汎用データ入力、マスタ・メンテナンスの各アイテムを皮切りに、8月から順次出荷開始の予定です。

 なお日本ユニシスは、業種を問わず、Eビジネス・ソリューション構築を図る全方位の企業に向けて『Bizaction』の提案・提供を行います。また今後も、テンプレートの拡充を積極的に行い、新しいアプリケーション・モデルである『Bizaction』の提供を通じて、企業のEビジネス推進を支援します。