2000年8月1日
日本ユニシス
ASP運営ノウハウを提供開始
〜企業のASP事業運営を支援、早期事業開始を可能に〜
日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、2000年2月より「asaban.com」の名称でサービスを開始しているASP(Application Service Provider)事業の一環として、ASP事業を始めようとする企業にASPビジネスに必要なハードウェア、ソフトウェアなどの基盤とその運営ノウハウを「Kiban@asaban」(キバン・アサバン)の名称にて8月1日から提供開始します。
インターネットが社会的基盤として定着し、各企業においては従来のビジネスモデルからEビジネスモデルへの展開が図られています。ASP事業はこうしたEビジネスモデルを実現するための一つの形態として注目されています。
日本ユニシスでは、これまで培ってきた、コンポーネント指向開発手法、メインフレームにおける長年の無停止型データセンター運営のノウハウ、EC/CALS事業企画の経験などを活かし、ASP事業「asaban.com」を開始しており、現在、建設業向けのコミュニケーション管理サービス「ProjectCenter」、「電子キャビネット・サービス(dot-Cabinet)」など独自サービスを提供しています。
今回提供開始するサービスは、「asaban.com」ですでに実績のあるハードウェア、ソフトウェアなどの基盤、データセンター構築ノウハウ、運営ノウハウを、これからASP事業を始めようとする企業に提供するものです。また、「asaban.com」の運用基盤にて、ASP事業者のアプリケーションを稼働させ、その他の運営は日本ユニシスが行うという、ASPリソースのレンタルサービスの提供も行います。
これにより、「Kiban@asaban」の利用者はASP事業を早期に開始することが可能となります。
「Kiban@asaban」のサービス内容は、以下の通りです。
ハードウェア基盤
アプリケーションサーバー、データベースサーバー、Webサーバー、ディスク装置、運用管理サーバーなどEコマースアプリケーション基盤(ソフトウェア コンポーネントとサービス機能)
認証、課金、顧客管理、データ変換、EDI連携などコンサルテーションサービス
ビジネスコンサルテーション、システムコンサルテーション導入サービス
アプリケーション教育、ASPコンテンツ導入サポートサービス
「Kiban@asaban」は、これらの実績のあるハードウェア、Eコマースアプリケーションなどを、顧客のニーズに応え、最適な組み合わせ、必要十分な処理能力、セキュリティ、品質を提供する、設計、技術、ノウハウを商品化したものです。3年間でハードウェア、Eコマースコンポーネントなどを含み、合計100億円の売上を見込んでいます。
日本ユニシスは、長年の安全性、高生産性、高信頼性システムの運用経験を活かし、企業のビジネス支援として、ビジネスの即戦力となるシステムの提供を行い、支援してまいります。
※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。
その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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