2000年6月29日
日本ユニシス
サービサー対応「債権管理パッケージ」開発
〜ニーズに合わせ3つのモジュールを選択可能〜
日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、「債権管理回収業に関する特別措置法(通称:サービサー法)」に基いて設立の債権回収会社に向けて、このほどサービサー業務に対応したクライアント・サーバ型「債権管理システム・パッケージ」を開発しました。
今回開発の「債権管理パッケージ」は、法律事務所監修のもとに設計を行い、従来の債権管理システムの各種機能に新たにサービサー業務 注) に対応した機能を盛り込んだもので、Microsoft社のOS Windows® 2000に対応したクライアント・サーバ(C/S)型パッケージ・システムとしては、わが国初のパッケージ・システムです。
日本ユニシスは、これまで各種金融機関やカード会社、信販や信用保証業界などにオフィス・サーバやUNIX機による多数の債権管理システムの導入実績があります。今回その実績とノウハウを生かし、さらに新しい分野であるサービサー業務機能を追加したパッケージを新たに開発したものです。
特にWindows® 2000をはじめとした業界標準である最新技術を駆使し、Windows Data Centerとして高いパフォーマンスを誇る『Unisys e-@ction Enterprise Server ES7000』に搭載することにより、数百台のクライアントPCを使用する大規模コールセンターにも対応が可能です。
「債権管理パッケージ」の主な特徴は、次の通りです。
延滞債権管理基本、中・長期延滞督促、サービサー対応の3つのシステム・モジュールを採用、ニーズに合わせた機能モジュールの選択が可能、
サービサー業務に必須の折衝担当者やグループごとの成績管理機能、債権受託会社ごとの報告・管理資料作成機能を完備、
オブジェクト指向の採用で業務形態に合わせシステムの変更・修正などが容易、
ユーザが主要画面レイアウトを自由に設定でき、見易く使い易いシステムの実現が可能、
オートコール・システムやプレディクティブ・ダイアリング・システムとのインタフェースを備え、最新のCTIシステムの導入が容易、
導入から業務運用、機器のアウトソーシングまでユニシスの高品位サービスや業務サポート・サービスを提供。
なおこの「債権管理システム・パッケージ」は、7月1日から発売しますが、出荷開始は平成13年2月を予定しています。パッケージ価格は、基本システムが1,200万円からとなっており、3年間で150本の販売を計画しています。なお本パッケージの紹介セミナーを、来る8月1日(水)、日本ユニシス本社(豊州)にて開催する予定です。
注) | サービサー業務: 金融再生関連8法の1つとして制定された『債権管理回収業に関する特別措置法』(通称:サービサー法)に基づき法務大臣から許認可を取得した業者が行う、他社から委託もしくは譲渡された債権の管理・回収業務のこと。 |
* | 記載の会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連URL: 「サーバー ES7000」 http://solution.unisys.co.jp/ |