2000年6月22日
日本ユニシス
健保組合向パソコン・パッケージ「KenpoWave21」発売
〜介護保険制度に対応、事務量増加・複雑化を低コストで解決〜
日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、このほど最新のWindows® NT/2000で稼働する健康保険組合向アプリケーション・パッケージ 「KenpoWave21(ケンポウェーブ21)」を開発、販売を開始します。
日本ユニシスは、従来からオフィス・サーバによる健康保険組合向のアプリケーション・パッケージを販売、業界トップの約400システムの実績があります。今回この実績とノウハウを生かし、さらに介護保険制度に対応させた低コストなパソコン専用パッケージを開発したものです。
新発売の「KenpoWave21」は、健康保険組合向の各業務システムをパソコンの特性に合わせ、データ更新や運用方法、操作性、汎用性・拡張性、安全性を全面的に見直し、全く新たに開発したものです。特に財政悪化と介護保険制度導入等による事務量の増加、複雑化に悩む健保組合の事務効率を改善するとともに、低コストでの運用を実現しました。
主な特徴は、(1) パソコン専用パッケージを採用することで低コストかつ短期間でのシステム構築を実現 (2) パソコン運用時において最も重要となるトラブル時のリモートメンテナンス機能や度重なる法改正に迅速に対応するサポート・サービスの提供 (3) システム構造の三階層化を図り大規模で大量の業務処理にも柔軟に対応 (4) 帳票内文字検索が可能な帳票プレビュー、帳票イメージの電子保存といったペーパーレス指向、健保職員による個別ニーズに威力を発揮する帳票内容のEXCEL連携機能搭載、などであり、パソコンでの業務システム運用に最適な機能とサービスを提供します。
また対象となる業務は、(1) 被保険者の個人基本情報の管理から保険料の計算、告知、収納を行う適用業務 (2) レセプト、現金給付、柔道整復師、保険事業等の給付金計算と履歴管理、統計処理を行う給付業務機能 (3) 各種決議書の入力から各種帳簿の作成、残高管理を行う経理業務 (4) 監督官庁への提出様式を直接作成する月報業務や決算業務 (5) 各種データより次年度予算編成を行う予算書作成業務、といった健保業務全般をカバーしています。さらにこれらの各業務間に必要なデータは連携しており、業務効率の大幅な向上と標準化が可能です。
「KenpoWave21」の使用料は、必要な機器、ソフト、法改正に基づくシステム改修等を含み月額17万円程度から。出荷開始は平成12年7月を予定。また3年間で300本の販売を計画しています。
なお7月19日(水)、「KenpoWave21」の発表会を、ダイヤモンドホテル(東京都千代田区一番町25 電話 03-3263-9191)で開催する予定です。
*記載の会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。 |