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Foresight in sight

旧日本ユニシスのニュースリリース

1997年1月29日

日本ユニシス
「チケットぴあ」の新システムを構築

日本ユニシス株式会社(社長=石栗一民 東京都江東区豊洲1-1-1)が システム・インテグレータ(SI)となり構築を行ってまいりました、 ぴあ株式会社(社長=矢内 廣氏 東京都千代田区三番町5-19)の新シス テムが、このほど本格稼働を迎えました。

今回の新システムは、チケット業界最大手のぴあの興行チケット流通シス テム「チケットぴあ」で、従来のメインフレームと専用端末でのシステム から、UNIXを中心としたクライアント/サーバー型のオープン・シス テムに移行しました。 大規模オンライン・システムをクライアント/サーバー型のオープン・シ ステムで実現した国内最大規模のシステムです。

日本ユニシスは、新システムにおいて、サーバー、PC等の提供、SEサ ービスをはじめ、ネットワーキング、システムの開発、運用、保守、管理 に関して契約を結んでいます。

新システムの特徴は、以下の通りです。

  1. 国内最大規模のクライアント/サーバー型オンライン・システム

    チケット予約システムは、エアライン、トラベル業界も同様に、従来メインフ レームでシステム構築されていましたが、今回、UNIXを中心としたク ライアント/サーバー型システムを構築しました。
    「チケットぴあ」の取扱い高は、平成7年度実績で483億円です。
    平成8年4月末日時点での登録件数は、公演数で2万3千、座席数で13 60万席にのぼります。
    このように大規模トランザクションを処理するクライアント/サーバー型 のオープン・システムでは、国内最大規模となります。
  2. 約20のベンダーによるオープン・システム

    UNIXサーバーには日本ユニシスの「USファミリ」50台、クライア ントにはコンパックPC約1000台、ネットワーク機器にCisco  Systemsのルーター60台、データベースに「ORACLE」、 OLTPに「Encina」など、約20社のベンダー製品をインテグレ ートしてシステム構築しました。
  3. アウトソ—シングによるシステム構築、運用の負荷軽減

    システム導入から保守まで、日本ユニシスの「デスクトップ・サービス」 で統合的に運用管理しています。
    • 導入時にはソフトウェア作動確認済みのPCを短期間に全国約600カ所に一括設置
    • トラブル発生時には全PCを2時間以内に対応するサービスを実施
    • 機器の一時預かりや使用機器のクリーニング・サービスを実施
    • 運用管理業務は24時間サービス(予定)を実施

今後、ぴあでは、オープン・システムの特徴を活かし、興行主催者とのネットワーク接続 を積極的に展開し、将来的にはイベント全体をサポートするシステム構築を行う予定です。

チケットぴあ新システム構成図
商標、登録商標
  • 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。