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平成8年3月28日
日本ユニシス 東京カストマサービスセンターを開設 保守窓口を一本化
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日本ユニシス株式会社は、4月1日より、東京カストマーサービスセンター(東京CSC)を、東京の丸の内に開設いたします。
これは、本社と大手町事務所(千代田区)に分散していた顧客からの問い合わせやサポート依頼窓口を集約し、一層の顧客サービス充実を目的としています。
東京CSCはフロア面積約1,600平米で、これまで都心の拠点であった大手町事務所の約2.5倍の広さとなり、顧客からの電話を受け付ける専用のブースを設け、約300人のカストマエンジニアが常駐することになります。
東京CSCの機能と特徴は以下の通りです。
□統合化したサポートセンターで、汎用機からPC、ネットワークまで一括対応が可能
多くの汎用機ユーザーにおいて、クライアント/サーバ・システムの導入とネットワーク化が進み、全体のシステムはますます複雑化しています。そのため障害が発生しても、汎用機、クライアント/サーバ・システム、LANのいずれに原因があるかの特定は非常に困難です。当社では全ての分野において一括対応できる統合したサポート体制の提供で、より迅速に解決することが可能となります。
□ハードウェアとソフトウェア・サポートサービスを統合
ひとつの受付窓口で専門のエンジニアが受け付け、同一フロアにいるハードウェア及びソフトウェアスペシャリストがサポートする体制となっており、複雑な障害の際には、その場でサポートチームを編成し対応いたします。
□客先個別のヘルプデスクを設置
契約を締結された個別の顧客に対するヘルプデスクが設けられています。規模の大小問わず、顧客の各種相談窓口として、機器の操作、ソフトウェアの使用方法、正常に動作しない、動かない等の様々な問い合わせや連絡に対して、その顧客の状況を理解したエンジニアが、顧客ごとのデータベースを駆使して対応します。
□客先に出動するカストマエンジニアを配備
電話対応では修復しない障害に備え、いつでも出動可能なカストマエンジニアが、電話受付ブースのすぐそばに待機しています。顧客と電話で応対したコール受付エンジニアにより、直接、的確に指示が出され、そのフォローが行われます。これにより、コール受付とフィールドサービスが一体となった的確なオペレーションがとられることになります。
□顧客システムをリモート監視
汎用機から、クライアント/サーバ・システム、ネットワーク機器に至るまで幅広いリモート監視を実施しています。特にクライアント/サーバ・システムの監視機能は、まだ日本では稼働例は少なく、顧客から高い評価を得ています。
□保守部品の設置
通常の保守部品はもとより、ユニット交換にも応じられるよう、各種機器を設置しています。地下の駐車場には、コンピュータルームと同様の空調を確保したコンテナ車(緊急運搬車)が2台待機しています。その中には重要部品が常に積み込まれており、空調によって品質が保たれると共に、緊急時には顧客に横付けして迅速に部品を交換できる体制がとられています。
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