ソリューション&コンサルティングの日本ユニシス

2008年4月1日

日本ユニシス
Microsoft® Office SharePoint® Server 2007をベースとした
組込み開発プロジェクト支援ソリューション(SharedPro®:シェアードプロ)の販売開始

〜 ニーズが高まる組込み開発分野で、情報共有を促進する新しいコンセプトを提供 〜


本文

 日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、組込み開発プロジェクト支援ソリューション(SharedPro:シェアードプロ)を開発、4月1日から販売を開始します。
 SharedProは、マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役社長:樋口 泰行氏、以下 マイクロソフト)が提供する統合情報共有基盤「Microsoft Office SharePoint Server 2007(以下、SharePoint Server 2007)」をベースにしており、マイクロソフトの技術支援のもとに日本ユニシスが開発したものです。

 携帯電話、家電製品、自動車、ICカード等に組込まれるソフトウェアは、近年の高度な市場要求に応えるため、開発期間の短縮、生産性の向上、品質の向上等、開発現場の開発プロセス全体を通した効率化が必須条件となっています。
 『SharedPro』では、SharePoint Server 2007の文書管理機能、検索機能、パーソナライズ機能など統合情報共有基盤としての特性を生かし、開発に関連する非構造化データの効率的な管理と、開発チーム内の情報共有促進という目的で優れた機能を提供し、開発現場の効率化に貢献します。

 主な特徴は以下のとおりです。

1. 利用者視点に立った快適な操作性
主な利用者となる開発プロジェクトメンバーの視点に立ち、利用形態を押し付けないよう配慮し、SharePoint Server 2007のコントロールと.NETテクノロジーを活用し、快適な操作性を確保しています。
クライアントPCとの通信にはHTTP通信を採用しており、社内システムへの導入も容易で、クライアントサイドにはWebブラウザがあれば利用可能であり特別なソフトウェアをインストールする必要がありません。

2. 分かりやすい成果物共有
成果物とその属性情報(メタデータ)を関連付けて効率的に管理、共有することが可能です。
フォルダアイテムにスケジュールと担当者の属性情報を追加することで成果物/スケジュール/進捗/担当者等、開発環境におけるリレーションを管理し、統合的な成果物共有を実現します。
また、ディスクのファイル管理構造に代表される誰にでもなじみのある階層構造を情報共有の中心ビューとしたことで利用者にとって慣れた操作感を実現しました。

3. 豊富なコラボレーション機能
SharePoint Server 2007をベースとした情報共有やECM(Enterprise Content Management)の豊富な機能を提供します。
高度にSharePoint Server 2007と連携することで、格納した成果物のバージョンやコメントを属性情報としての管理や、高度な検索機能により、利用者の文書の利用及び再利用を促進させます。
またBlogやWiki、掲示板等、SharePoint Server 2007の他のWebパーツと組み合わせて、様々な開発環境に合わせたコラボレーション環境を提供することが可能です。

 日本ユニシスは、マイクロソフトとのSahrePoint Server 2007における強力なアライアンスのもと、ECM分野における更なる市場開発を実施します。
 SharedProのライセンス価格は、10ユーザー 300万円から(消費税別)。今後3年間で300社、13億5千万円の売上を目指します。

以上

【エンドースメント】 今回の発表に当たり、以下のコメントをいただいています。
マイクロソフト株式会社 インフォメーションワーカービジネス本部
業務執行役員 本部長 横井 伸好 氏
 マイクロソフトは、この度の日本ユニシス株式会社様によるMicrosoft Office SharePoint Server 2007を基盤とした「SharedPro」ソリューションの提供を心より歓迎いたします。今日、組込みソフトウェア開発分野における開発工程の効率性向上へのニーズが高まる中、SharePoint Server 2007の豊富な情報共有機能に、日本ユニシス様のノウハウによる組込みソフトウェア開発プロジェクト支援機能を盛込むことで、より業務に特化したシナリオにおいても、従業員の皆様の生産性向上と効果的な情報活用インフラとしてSharePoint Server 2007をご活用頂けるものと期待しております。



【Microsoft Office SharePoint Server 2007】
 マイクロソフトの発表によると、SharePoint Server 2007の売上高は、ワールドワイドで8億ドルを突破しており、日本国内でもSharePoint Serverビジネスは順調に拡大しています。
 SharePoint Server 2007は、ポータル、検索、コンテンツ管理、ビジネス プロセス、ビジネス インテリジェンスの面で、新機能と強化機能が加えられています。エンタープライズ ポータル サーバーである SharePoint Server 2007は、ビジネス プロセスの合理化を可能にし、使い慣れたデスクトップ アプリケーションおよびツールとの統合を通じて情報の共有を簡単にします。

【「SharePoint Server 2007」への取り組み】
 日本ユニシスは、SharePoint Server 2007の製品発表以前からマイクロソフト早期評価プログラムに参加し、SharePoint Server 2007のシステム構築に積極的に取り組んでいます。また、2006年5月からSharePoint Server 2007に関する114項目にのぼる評価項目の検証を実施しました。
 さらに、2006年11月15日から業界に先駆けて提供しているSharePoint Server 2007 構築サービスを.NET情報系インテグレーションサービスの中核と位置づけています。さらに2007年10月からは、SharePoint Server 2007早期立ち上げサービス「SharePointらくらくパック」を提供開始し、両サービスを合わせて、すでに30社にサービスを提供しています。
 また、日本ユニシスが運営するSharePoint Server 2007の技術者育成プログラム「SharePoint Server 2007 Technical Council」や、全国の日本ユニシスグループSharePointエンジニアが参加する「SharePoint Summit」等、技術者育成、ナレッジの蓄積にも力を入れています。


注釈/リンク

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