![]() |
平成19年2月16日
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、日本版SOX法対応において、日本の実施基準に沿ってアセスメント作業を支援することができる評価フレーム「日本版SOX法対応評価フレーム(仮称)」を発表します。また同時に、データベース基盤として「ACEDAICOC®(エースダイコック)」も発表し、本日から販売を開始します。
「日本版SOX法対応評価フレーム」、「ACEDAICOC」を導入する金融機関は、日本版SOX法への対応が目前に迫っている中、その対応のみならず、構築〜評価〜判断〜是正のPDCAサイクルまで回すことが可能になります。
金融庁における「財務報告に係る内部統制の評価及び監査(案)」では、「経営者は、財務報告の信頼性を確保するため、財務報告に係る内部統制の有効性を自ら評価しその結果を外部に向けて報告すること」が求められています。
今回、日本ユニシスが販売開始する「日本版SOX法対応評価フレーム」は、経営者が
1) | 評価する範囲を選定 |
2) | 客観的に内部統制の有効性を評価 |
3) | 「不備」のもたらす影響が「重要な欠陥」に該当するかどうかを判断 |
という一連の「評価」と「判断」に関する実務を支援します。
日本版SOX法対応では、経営者が内部統制の有効性の判断に責任を持つために「階層的な証明の積み重ね(階層証明構造)」を構築する必要があり、米国版SOX法とは異なる対応が求められると思われます。そのため、日本ユニシスの「日本版SOX法対応評価フレーム」では、階層構造証明を実現するため以下の機能を実装する予定です。
また、日本公認会計士協会の監査・保証実務委員会研究報告第19号「重要な虚偽表示のリスクの評価手法」を参考に、内部統制の枠組みを構築する機能を実装します。これにより、監査人と企業間において円滑なコミュニケーションを図ることができます。
今回、日本ユニシスは「日本版SOX法対応評価フレーム」の発表に合わせ、統制系アーキテクチャー(注1)のデータベース基盤として、業務フロー図作成にビジネス グラフィックス ソフトウェア 「Microsoft® Office Visio® 2003」、関連情報のデータベース管理機能に「Microsoft SQL Server 2005」を採用した基盤システム「ACEDAICOC」の販売も同時に開始します。
日本ユニシスは、30を越える金融機関、一般企業に対し「日本版SOX法対応評価フレーム」の販売を計画しています。
日本ユニシスでは、今後「日本版SOX法対応評価フレーム」以外の評価フレームも順次、提供の予定です。
以上
注1:日本ユニシスの「統制系アーキテクチャー」 | |
![]() |
金融機関における内部統制に係る情報を一元管理し、この情報を日本版SOX法対応のみならず、金融検査評定制度対応などに多面的に活用する体系です。 |
* | ACEDAICOCは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。 |
* | Microsoft、Visioは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 |
* | その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連資料: 日本ユニシスの「統制系アーキテクチャー」 (pdf資料、92KB) |
* | 関連URL: 「マイクロソフト」 http://www.microsoft.com/japan/ |
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * |
|
※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
[ Back ]
|