ソリューション&コンサルティングの日本ユニシス

平成19年2月7日

ユニアデックス
不正アクセス監視・防御・運用サービス提供開始

〜 ネットワークの脅威、顧客に代わって24時間監視 〜


本文

 ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:高橋 勉、以下 ユニアデックス)は、不正アクセスなどネットワークを通して脅威の迫る情報システムに対して顧客に代わって24時間総合的に監視・運用する「不正アクセス監視・防御・運用サービス」を、本日から提供開始します。

 多くの企業では、コンプライアンスや内部統制への要求が高まるにもかかわらず、ウイルス、ワーム、不正侵入などネットワークセキュリティーリスクが拡大し続けており、簡易なファイアーウォールやアンチウイルスソフトでの対応やリスク対応全てを自社内で行うのが難しくなっています。

 今回提供開始する「不正アクセス監視・防御・運用サービス」では、まずお客様のネットワーク内に設置した不正アクセス防御システム(ISS社のProventia® Network IPS)(注)が、通信内容を常に監視し外部からの攻撃を検知するだけでなく、不正通信の侵入を阻止します。

 その上で高度な技術知識を必要とする情報セキュリティー対応を、ユニアデックスのセキュリティー監視センターがお客様に代わって24時間総合的に行うもので、お客様はセキュリティー監視に関する社内の技術習得や人員確保に悩むことなく、自己のシステムの安全性を高めることができます。

 「不正アクセス監視・防御・運用サービス」の特徴は、以下の通りです。

1) 24時間365日体制で監視・防御
不正アクセスや攻撃を24時間365日体制で監視・防御し、監視結果を評価・通知する。またIPS機器障害時でも、弊社全国保守サービス網との連携による迅速な障害復旧が可能。セキュリティーリスク低減に威力。

2) Virtual Patch™適用で脆弱性の悪用を防止
脆弱性が発見されたシステムに対し、仮想的セキュリティーパッチ適用状態を作り、ハッカーやワームによる脆弱性の悪用を防止。

3) 内部不正通信対策
チャット、P2Pなど社内のトラフィックを監視し、使用状況を正確に把握・報告し、情報漏えいや内部不正を防止。

4) ポリシー管理、ソフトウエア更新など運用管理代行実施
指定ネットワーク内の不正アクセス防御システムについて、シグネチャ更新、サイトセキュリティーポリシー管理さらには必要に応じてソフトウエア更新まで総合的に実施。

 なお同サービスには、監視用サーバーの稼働監視や通信状況不正アクセス防御、シグネチャ更新、サイトポリシー管理などの「基本サービス」と、防御した通信内容の調査・報告、ポリシーチューニングを行う「拡張サービス」があります。それぞれ具体的なサービス内容は以下の通りです。

■基本サービス

1) IPS機器稼働監視(死活監視)
ユニアデックスのセキュリティー監視センターから、お客様のネットワークに設置されたIPS機器の死活監視を実施。(24時間365日)

2) 通信状況監視・不正アクセス防御(ブロック内容の通知)
IPSのシグネチャおよびポリシーに応じ攻撃や不正アクセスを防御。防御した通信内容をメールで報告。(24時間365日)

3) シグネチャの更新、サイトポリシー管理など
シグネチャ更新、サイトセキュリティーポリシー管理、さらに必要に応じ適宜ソフトウエア更新を実施。

4) 技術質問回答
報告内容に関する技術的問い合わせを電子メールにて受付・回答。

■拡張サービス(基本サービスを含む)

1) 通信状況監視・不正アクセス防御 II(ブロック内容の評価および通知、チューニング)
防御した通信内容を調査、真の攻撃か正常通信かの判定を含め結果を電子メールで報告。また誤検知が確認された場合、ポリシーチューニングを実施。

2) 月次レポート
防御した通信、不正アクセスの疑いのある通信内容をもとに、トレンド情報を含め月次レポートを提供。


 「不正アクセス監視・防御・運用サービス」の月額利用料は、基本サービスが30万円(税別)、拡張サービスは44万円(税別、基本サービス含)となっています。不正アクセス防御システム(Proventia Network IPS)とその導入・保守に掛かる費用は別途必要となります。


注:Proventia Network IPS(Intrusion Prevention System 不正アクセス防御システム)
ウイルス、ワーム、不正アクセスなどのセキュリティーリスクが拡大し続けており、ファイアーウォールでは防ぐことが難しくなっている。IPSはファイアーウォールでは防げない不正アクセスも検知し防御する。世界1位の導入実績をもつProventia Network IPSは、セキュリティーインシデントに対してネットワークの可用性を維持するため有効な方法である不正な攻撃の阻止を、お客様が影響を受ける前に実現する。監視セグメントにIPアドレス付与が不要であるという特長により、ネットワーク構成の変更、再設計を伴うことなく、シームレスな実装を実現する。

以上


注釈/リンク

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