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平成18年10月11日
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、高い安全性を持つ大規模オフィス環境を短期間に構築でき、運用管理コストを低減する「セキュア・シンクライアント」を本日から販売開始します。
昨年4月に施行された「個人情報保護法」への対応や、「日本版SOX法」による内部統制への対応に向けて、あらためてシンクライアントへの期待が高まっています。
今回販売を開始する「セキュア・シンクライアント」は、1998年から販売の「シンクライアント・ソリューション」を基盤に、「セキュリティ・ソリューション」を組み合わせたものです。「セキュア・シンクライアント」は、日本ユニシス独自の技術を加え、プロダクトの連携を図ることで動作保証しています。
「セキュア・シンクライアント」は、セキュリティの3要素である「機密性」、「可用性」、「完全性」を確保したソリューションです。
日本ユニシスは、本ソリューションの売上を今後2年間で60億円を見込んでいます。
■「セキュア・シンクライアント」の特徴 | ||
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(1) ID管理システムとシングルサインオンを連携 | |
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社員の人事情報を登録するとID管理システムにより、関連業務のIDとパスワードが自動的に全て登録されます。
シングルサインオンは、これらのIDとパスワードを受け取り、社員が業務にログオンしようとした際に、IDとパスワードを代理入力しますので、ID管理コストと運用時間を大幅に短縮することができます。 |
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(2) スマートカード(注1)とシンクライアント専用端末(Windows Based Terminal:WBT)の連携を図ることで、あらゆる端末環境での利用を実現 | ||
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指定のスマートカードを利用すれば、PCやシンクライアント化PC、特定のWBTで利用できます。また、特定の入退室システムとの連携も図っています。 |
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(3) マルチサーバ ブート システム(MBS)は、管理コストをPCに比べ1,000分の1に削減 | ||
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日本ユニシスが提供するMBSは、1台のCPSサーバー(注1)から40台のCPSサーバーを起動することができます。
CPSサーバー1台で25台から30台のシンクライアントをサポートできますので、40台のCPSサーバーでは、1,000台のシンクライアントを利用することができます。
従って1台のCPSサーバーから、1,000台のクライアントを導入・管理できるようになります。 |
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(4) アクセスログ採取とメール監視による情報漏洩対策 | ||
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シンクライアント環境専用ツールによる詳細なアクセスログ採取と、メールによるデータの持ち出しを監視することで情報漏洩の可能性を低減します。 |
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(5) ローコスト・ファイルサーバーとディザスターリカバリで、クライアントデータを保護 | ||
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オープン系のローコスト・ファイルサーバーに日本ユニシス独自の技術を用い、サーバーの冗長化を実現しました。さらに、ディザスターリカバリでクライアントデータの安全性を提供します。 |
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(6) ローカル環境との併用で、実用的なモバイル環境を提供 | ||
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業務は全てシンクライアントで実現し、端末の中からデータを取り除きます。
電波環境が不安定な場所でも使わなくてはならないスタンドアロンAPのみを端末にインストールし、データは指紋認証付きフラッシュメモリーに保存して携帯することで、モバイル環境における情報漏洩の可能性を低減します。 |
以上
* | Citrix Presentation Serverは、Citrix Systems, Inc.の米国あるいはその他の国における登録商標または商標です。 |
* | その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連資料: 「セキュア・シンクライアント関連図」 (pdf資料、420.52KB) |
* | 関連URL: 「セキュア・シンクライアント」 |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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