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日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:島田 精一、以下 日本ユニシス)とソフトバンク・ファイナンス株式会社(本社:東京都港区、代表者:北尾 吉孝、以下 ソフトバンク・ファイナンス)は、日本ユニシスがソフトバンク・ファイナンスの100%子会社である株式会社インテクストラ(本社:東京都渋谷区、取締役社長:大津山 秀樹、以下 インテクストラ)の株主として資本参加することで合意し、日本ユニシスは、1月20日にインテクストラが実施した第3者割当増資を引き受けました。2005年4月までに完了予定であるインテクストラの資本政策(第三者割当増資など)の後、日本ユニシスの出資比率は25%となります。
近年、日本においても知的財産に対する戦略的なマネジメントへのニーズが高まってきています。しかしながら、知的財産マネジメントの基盤となる情報インフラを構築するためには、膨大な知的財産の全体像を把握し、分析できる高い専門性と技術力が必要です。それらのノウハウを兼ね備えている専業者がほとんど存在していないことから、現状では、各方面において有効な知的財産マネジメントの方策が講じられずにいます。
このような状況の中、日本ユニシスが資本参加するインテクストラは、知的財産マネジメント専門のコンサルティングおよび知的財産にかかわる活動を支援するソフトウェアプロダクトの開発、販売を主たる業務としています。知的財産マネジメントのコンサルティングを通して、大手クライアント企業の経営企画部門・知的財産部門・研究開発部門の意思決定支援を行なっています。また、知的財産ビジネスマネジメントシステム、知的財産価値評価・知的財産金融アレンジメントの各種サービスを提供し、クライアント企業の企業競争力の強化、収益力向上と、企業価値の最大化の実現を目指しています。
これまでにも、インテクストラと日本ユニシスは、知的財産ビジネスの先進国である米国の事例を共同で研究するなど、知的財産マネジメントに関するさらに充実したソリューションを提供するための準備を進めてきました。このたびの資本提携は、両社の協業による本格的なサービス展開に向けてより一層の関係強化を図るものです。
今回の提携を契機に、両社は、知的財産マネジメント市場に向けた「知的財産ビジネスマネジメントシステム」の共同開発を進めています。また、昨年末の信託業法の改正を受けて、信託の仕組みを利用し、グループ各社などで保有する特許権などを一括管理するニーズも高まっており、これに向けた共同マーケティングも実施します。
インテクストラは、今春リリース予定であるソフトウェアプロダクトの開発ベンダーとしての日本ユニシスの高い技術力および、金融システムソリューション導入実績やシステムインテグレーションに関するノウハウ、販売チャネル、営業力を高く評価し、両社の協業による知的資産と金融ビジネス領域を融合した新たな事業の相乗効果を最大限に発揮することを目的に、日本ユニシスとの資本提携に至りました。
日本ユニシスは、ITによる顧客企業の価値創造を目指したサービス提供を推進する中で、企業価値における知的財産の占める割合が急増している点に注目し、知的財産関連ビジネスを新たな事業開発分野のひとつとして取り組んできました。今回、資本提携に至った経緯は、知的財産を軸としたビジネスが、単なる情報インフラの整備にとどまらず、日本の産業構造に大きなインパクトとなる事業に拡大すると認識したことと、知的財産マネジメント分野においてインテクストラが最も強力で相乗効果が高いパートナーであると確信したためです。
【株式会社インテクストラの概要】 | |||
株式会社: | インテクストラ(Intechstra, Inc.) (旧社名:ピー・エル・エックス株式会社) |
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設立: | 2000年12月1日 | ||
所在地: | 東京都渋谷区神宮前5−52−2 青山オーバルビル15F | ||
取締役社長: | 大津山 秀樹 | ||
事業内容: | ・知的財産ビジネスマネジメントシステムおよびソリューションの提供 ・知的財産マネジメントに関するコンサルティングおよび知的財産金融アレンジメント |
* | 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連URL: 「インテクストラ」 http://www.intechstra.com/ |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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