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日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:島田精一)と日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社(本社:東京都新宿区、社長:山本敏郎、以下 日本ユニシス・エクセリューションズ)は、7月30日から3次元住宅設計システム「DigiD (デジド)」の天空率(注1)に対応した新バージョン「DigiD Ver.5.3」の販売を開始します。
「DigiD」は、大手住宅メーカーを中心に1万シート以上の稼働実績がある住宅CADソフトウェアです。折衝段階のビジュアルなプレゼンテーションから実施設計まで、一貫したシステムで進めていくことができます。
今回販売を開始する「DigiD Ver.5.3」は、平成15年に施行された建築基準法の改正によって導入された天空率に対応しました。この天空率によって、これまで斜線制限(注2)で利用できなかった容積率(注3)を有効に使えるようになります。「DigiD
Ver.5.3」の主な特徴は、以下のとおりです。
1.改正建築基準法に対応 | |
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画面イメージは、関連資料の「画面イメージ1:天空率図面」および「画面イメージ2:天空率計算」参照のこと。 | |
2.外構のモデリング機能強化 | |
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画面イメージは、関連資料の「画面イメージ3:敷地造作」参照のこと。 | |
3.図面表現の改善 | |
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画面イメージは、関連資料の「画面イメージ4:網点パターン」参照のこと。 | |
4.操作性改善 | |
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画面イメージは、関連資料の「画面イメージ5:部材選択ダイアログ」参照のこと。 |
「DigiD Ver.5.3」の販売価格は100万円からです。日本ユニシス・エクセリューションズは、今年度1000シート、10億円以上の販売を目指します。
注1:天空率 | |
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平成15年1月に施行された建築基準法の改正によって、新たに導入された高さ制限の考え方。天空を平面に水平投射した円形の図(天空図)により明らかになる、全天に対する空の面積の割合。 それぞれ基準に定められた位置において、計画建物の天空率が、斜線制限に適合する建築物の天空率以上であれば、斜線制限に適合する建築物と同程度以上の採光、通風などが当該位置において確保されるものとして、斜線制限の適用を除外する。 この天空率の考え方の導入によって、これまで斜線制限で利用できなかった容積率を有効に使えるようになり、また2面道路に面し、従来であれば建物の形が複雑になっていた敷地で、構造の単純な合理的な建築物を建てることができる場合もある。さらに、建築物の構造の単純化や合理化によって、建築費などのコストが削減につながる可能性も生じた。 |
注2:道路斜線制限 | |
敷地が接する道路の反対側の境界線から、住居系の用途地域では1mにつき1.25m、商業系および工業系の用途地域では1mにつき1.5m上がる斜線の内(下)側に建物をおさめなければならないという制限。 | |
注3:容積率 | |
敷地に対する延べ床面積(各階の床面積の合計)の割合。都市計画によって決められた数値と、前面道路の幅員によって定められた数値との、小さいほうの数値が容積率の限度として適用され、この数値内におさまる広さにしなければならない。 |
* | DigiDは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。 |
* | その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連資料: 「画面イメージ1:天空率図面」 (pdf資料、108.06KB) 「画面イメージ2:天空率計算」 (pdf資料、341.27KB) 「画面イメージ3:敷地造作」 (pdf資料、318.4KB) 「画面イメージ4:網点パターン」 (pdf資料、543.15KB) 「画面イメージ5:部材選択ダイアログ」 (pdf資料、106.56KB) |
* | 関連URL: 「日本ユニシス・エクセリューションズ」 http://www.excel.co.jp/ 「DigiD」 http://www.excel.co.jp/digid/ |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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