![]() |
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:島田 精一、以下 日本ユニシス)は、米国Micromuse(マイクロミューズ)社(本社:米国サンフランシスコ、CEO:Lloyd Carney氏、以下 米国マイクロミューズ社)と統合ネットワーク管理ソリューション「Netcool」の日本市場における販売代理店契約をマイクロミューズ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、以下 マイクロミューズ・ジャパン)を通じて締結しました。
現在、日本ユニシスは国内通信事業者がより良いサービス提供を早期に実現するため、市販パッケージ適用から各種インテグレーションおよび開発まで含めた様々なOSS/BSS(注1)ソリューションを提供しています。
今回の協業により日本ユニシスとマイクロミューズ・ジャパンは国内通信事業者に対して、「Netcool」を活用した統合ネットワーク管理ソリューションを提供していきます。
激変する通信業界において、通信事業者は魅力的なサービスを早期に提供するため常にOSS/BSSへの機能追加が求められています。また固定電話収益が減少していくなどの環境変化の中でコスト削減の必要も迫られています。従来通りの個別開発による対応では、「スピード」、「コスト」共にその目標を達成できない場合があり、市販パッケージ適用の場面が増加しています。
海外通信事業者においては、市販パッケージを活用したOSS/BSS構築が先行しています。日本ユニシスの関係会社であるUnisys Corporation(本社:米国ペンシルベニア、社長・会長兼CEO:Lawrence A. Weinbach氏)と米国マイクロミューズ社には、欧米における通信事業者への数多くの導入実績があります。今後、市販パッケージ適用が増加する日本市場においても、日本ユニシスとマイクロミューズ・ジャパン社は互いの関係会社と連携、欧米での実績を活かし国内通信事業者をサポートしていきます。
「Netcool」は、複数のネットワーク管理システムを統合し、ネットワーク・イベント(注2)全体を1つのコンソールで管理することができます。またネットワーク・プロビジョニングシステム(注3)、インベントリ管理システム(注4)や顧客管理システムなどと連携することで、障害が影響を及ぼすネットワークおよびサービスの範囲、対応優先順位付け、根本原因解析などを行なうことができます。これらの機能によりネットワークサービスの運用コストを削減することが可能となります。
「Netcool」 ソリューションは以下のメリットをもたらします。
|
日本ユニシスと米国マイクロミューズ社、そしてその子会社であるマイクロミューズ・ジャパンは日本の通信業界のサービス品質向上を目指し、「Netcool」の販売を積極的に行っていきます。
注1: | |
![]() |
*OSS(Operation Support System): NW管理や設備管理など、通信に関わる業務そのものをサポートするシステム群。 ネットワーク機器などの設備に対して、サービスの構成、監視、使用ログ(課金データ)の収集などを行う。 *BSS(Business Support System): 料金を管理するビリングやCRMなど、営業・経営活動をサポートするシステム群。 顧客との窓口となるとともに、営業部門や、経理部門などの事業スタッフをサポートする。 |
注2:ネットワーク・イベント | |
ネットワークの障害や警告及び状態変化、統計数値を通知する情報 | |
注3:ネットワーク・プロビジョニングシステム | |
通信事業者が需要に応じてネットワークの帯域や通信経路、機器等ネットワークリソースを柔軟に変更しユーザに割り当てるシステム | |
注4:インベントリ管理システム | |
ネットワーク機器や回線、IPアドレスなど、ネットワーク上の資産を管理するシステム |
* | 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連資料: 「Netcoolが提供する製品群と特徴」 (pdf資料、50.65KB) |
* | 関連URL: 「米国マイクロミューズ」 http://www.micromuse.com/ 「マイクロミューズ・ジャパン」 http://www.micromuse.com/int/jp/ |
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * |
|
※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
[ Back ]
|