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2004年5月26日
日本ユニシスグループの日本ユニシス・サプライ株式会社(社長:立花 宗鑑、本社:東京都世田谷区、以下 日本ユニシス・サプライ)は、顧客のデータベースとデジタルプリンティング情報を連携し、1人1人個別のニーズによるカスタマイズが可能なカラーオンデマンドサービスの提供を開始します。
本サービスは、ダイレクトメール(以下 DM)に加えてE-Mail、携帯電話、Webのクロス(複合)メディア(注1)と連携させることにより、1対1の販売促進効果をさらに高めることが可能です。
高速・高品質のコダック社のデジタルカラー印刷機と、顧客のデータベースと連携して様々な処理ができるサカタインクス社のソフトウェアを活用し、顧客特性に応じた個別カスタマイズ、複合メディア対応など、きめ細かな販売促進サービスを提供します。
デジタルプリンティングは製版工程無しにデジタルデータを直接印刷するもので、従来のオフセット印刷(注2)と比較して短納期、小ロットの印刷を低コストで実現できる技術として注目を集めています。
また、最近1部毎に内容を変える「バリアブル・プリント」を使ったDM、カタログなどの作成事例が増加しています。全ての顧客に同じ内容を送るこれまでのDMの場合、レスポンス率は通常2〜3%でしたが、送る顧客に応じて内容を変えるDMの場合、20〜30%のレスポンスがあると言われています。
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:島田 精一)は、ダイレクトマーケッテイング業界において、上流のコンサルテイングから、データーベース分析ソリューション、受発注管理システムなどのトータルソリューション提供では高いシェアを持っていますが、今後、日本ユニシス・サプライが、販売促進サービスに取り組むことにより、日本ユニシスグループとして1人1人個別のニーズによるカスタマイズが可能なDM、Webサイト構築など販売促進サービスも提供します。
日本ユニシス・サプライは、今年度本サービスの専門の営業部門“カラーオンデマンドグループ”を新設しました。DMをはじめ個別にカスタマイズされたカタログ、少量多頻度の短納期印刷、401K(注3)に代表されるバリアブルコンテンツ(注4)が要求される金融資産運用レポートの高品質カラー印刷などの需要を取り込み、初年度に1億円の売上を目指します。
なお、5月27日から日本ユニシス・サプライのカラーオンデマンドサービスのデモンストレーションを日本ユニシス・サプライ・ショールームで実施します。
<日本ユニシス・サプライ株式会社> | |
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日本ユニシス・サプライは、1956年に設立。日本におけるコンピュータ・サプライの開拓者として業界をリードし、コンピュータを熟知している「トータル・サプライヤー」、多機能ビジネスフォームの「専門メーカー」です。カラーオンデマンドサービス分野に2004年から参入 |
<コダック株式会社> | |
コダックは、独ハイデルベルグ社と米イーストマン・コダック社が設立した米NexPress Solutions社が開発したデジタルカラープリンタNexPress2100を今年5月より技術、サポートを含め全面的に移管し、販売及びサポートサービス強化に取り組んでいます。 | |
<サカタインクス株式会社> | |
サカタインクスは、米XMPie社が開発したPersonal EffectTMの日本における総販売代理店です。 |
注1:クロスメディア | |
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同じ素材データから、紙媒体とCD-ROM、あるいは印刷媒体と電波媒体と言うように、異なった媒体に出力する概念。複合メディアのこと。 |
注2:オフセット印刷 | |
印刷版のインキを一度ゴムブランケットのような転写体に写しこのインキをさらに被印刷物に転写する間接印刷法。 | |
注3:401K | |
確定拠出年金。毎月一定の掛け金を拠出し、その運用実績に応じて将来の年金額が変わる年金。 | |
注4:バリアブルコンテンツ | |
状況に応じて、さまざまに変化する情報内容のこと。 |
* | 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連資料: 「クロスメディアによる連携例の全体図」 (pdf資料、100.61KB) |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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