
ニュースリリース
1998年7月22日
日本ユニシス
多次元売上分析ソリューション『売上分析Pro』を販売開始
〜中大規模データマート構築を短期間で、より簡単に〜
日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、売上データをスピーディーに活用できる中大規模データマートを構築するためのソリューションとして、多次元売上分析ソリューション『売上分析Pro』の販売を本日より開始します。
昨今の企業活動では、膨大な蓄積データからの的確な情報分析こそが激烈な市場競争を勝ち抜くための最大の武器だという認識が浸透しつつありますが、こうした情報分析のためのツールを導入し本格活用することは決して容易ではないのが現状です。
『売上分析Pro*注1)』は、ユーザが直接売上げデータを検索.集計して問題点や解決策を発見するための分析型アプリケーションを、最新の「Oracle OLAP Server R6.1*注2)」を用いて実現した、「WindowsNT4.0*注3)」ベースのクライアント/サーバ型ビジネス.ソリューションです。 同プロダクトは、ユニシス製NTサーバ「Aquanta HS/6、同 QS/6」、多次元データベース「Oracle OLAP」、「売上げ分析Pro」で構成され、これに関連する各種サービス群が用意されます。 これまで多くのデータウェアハウスやデータマートの構築を手がけてきた日本ユニシスが、そのノウハウを結集し、「より短期間で」、「より簡単に」導入.活用できる売上情報分析ソリューションとして提供します。
『売上分析Pro』の機能および特徴は次のとおりです。
- 標準定義による4つの視点(軸)と階層で、自在な検索.計算を実現
売上推移や日次売上、期間別売上対比などの売上データを分析するための視点として、「商品軸」「得意先軸」「組織軸」「期間軸(時間軸)」の4つの軸とそれぞれの階層を多次元データベースの定義として標準で提供。多次元データベースの特徴であるドリルダウンやドリルアップ機能を使うことにより、売上データの分析を自在に行うことができます。
- ユーザ.ニーズに沿った分析画面で、あらゆる利用者層の意思決定をサポート
企業経営者から販売担当者まで、それぞれのニーズに沿った分析画面を標準で提供。経営者や管理者向けには、画面上の操作1つで「日次売上速報画面」や「月次売上累計画面」、および任意の期間での売上動向分析を目的とした「特定期間売上対比画面」、商品担当者向けには「新規商品売上速報画面」や「主力商品売上推移画面」を表示します。
- ユーザ定義による非定型分析により、フレキシブルな運用を支援
標準定義画面に加えて、非定型分析機能を使用することにより、利用者の自由な視点で分析を行うことができます。またこの画面を登録することで、利用者ごとのニーズに則した検索.分析が、標準で提供される画面(前項)と同様に定型化できるだけでなく、他利用者との共有も可能となります。
- システム運用ツールの充実で、スピーディなデータ反映
日々変化する商品情報をスムーズにデータマートに反映させるための「軸メンテナンス機能」をはじめ、「売上実績データ」のロードや「売上予定データ」のロードなど実運用に必要なツールを標準で提供します。
- トータル.サービスで、導入から教育までをきめ細かくフォロー
『売上分析Pro』をベースとしたシステム構築と本格活用を支援するため、以下のサービスメニュを提供します。 標準導入サービス/標準データマート構築サービス/カストマイズ.サービス/教育サービス/プロトタイプ.サービス
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なお、『売上分析Pro』の出荷およびサービス開始は今年9月1日の予定であり、日本ユニシスでは、今後3年間で50億円の売上げを見込んでいます。 |
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*注1: |
『売上分析Pro』は、日本ユニシスが今年6月29日発表した「エンタープライズNT(略称:eNT)ビジネスへの取り組み」における、eNTフレームワークプロダクトの第一弾として発表されました。 |
*注2: |
「Oracle OLAP」は、米国オラクル社の登録商標です。 なお、日本ユニシスと日本オラクル社は、意思決定支援システム、データウェアハウス、大規模OLTP、アプリケーションなど さまざまな分野でビジネス.アライアンス関係にあります。 |
*注3: |
「Windows NT」は、米国マイクロソフト社の登録商標です。 |
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