2008年9月24日
日本ユニシス
「統合ID管理ソリューション」を拡充
〜マイクロソフト社 Microsoft® Identity Lifecycle Manager をラインアップに加え、
さまざまな企業のID管理の要求に対応〜
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、「統合ID管理ソリューション」にマイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役社長:樋口 泰行氏、以下 マイクロソフト)の「Microsoft Identity Lifecycle Manager(注1)」(以下ILM)をラインアップに加え、本日から提供開始します。
昨今、多くの企業は、雇用形態の多様化、ワークスタイルの変化などにより柔軟な組織変更と迅速な情報システムの対応が要請されています。それは、人と情報システムを結び付ける基盤となる「ID」を確実に管理しなければならないことを意味しています。しかし、従来のシステムごとに発行したIDとパスワードによる個別管理では、迅速性、正確性、一貫性などの要求対応には限界があります。その課題を解決するためには、複数の情報システムの「IDの管理」を、予め決められた運用ポリシーによって統合的に管理するソリューションが有効です。
日本ユニシスは、2007年4月から「統合ID管理ソリューション」をNovell社 Novell® Identity Manager(注2)を中核として、ID管理のコンサルティング、構築、運用・保守までの一貫したサービスを提供しており、自社を含め多くの企業への導入実績があります。また、日本ユニシスグループのネットマークスは、エクスジェン・ネットワーク社 LDAP Manager®(注3)を提供しています。
このたび、本ソリューションに新たにマイクロソフト社のILMをラインアップに加えることで、Active Directory®(注4)を中心に統合ID環境を実現されたい幅広い層のお客さまに対して、最適なソリューションを提供できることが可能になります。
「Microsoft Identity Lifecycle Manager」を利用した「統合ID管理ソリューション」の特徴は、以下のとおりです。
- Active Directory中心のID環境に最適なソリューション
多くの企業ではActive Directoryを中心に、全社のID統合の検討が進んでいます。こうした環境におけるマイクロソフト社製品との親和性の観点、および次期バージョンで実装される新機能により、従来製品では他製品との組合せが必要であったワークフローなどのニーズにも、次期バージョンのILMでは対応することができます。新機能ではパスワード管理機能の強化などの機能が追加されるなど、よりお客さまの高い要求にも対応できます。
- 「統合ID管理ソリューション」を幅広いお客さまへ提供し、情報セキュリティレベルを強化
さまざまな企業で統合ID管理が適用されている中で、中小企業での適用も活発化しています。お客さまの要求に合致したシステム環境、予算規模に応じるためにラインアップを拡充しました。本ソリューションは、情報システム部門の管理工数の削減ができることはもとより、内部統制の強化、情報漏洩リスクの低減と情報セキュリティレベルの向上、さらに、お客さまの利便性の向上を支援します。
日本ユニシスは、「統合ID管理ソリューション」について今後3年間に20億円の売上を目指します。
以上
【エンドースメント】 今回の発表に当たり、以下のコメントをいただいています。 | |
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マイクロソフト株式会社 サーバープラットフォームビジネス本部 業務執行役員 本部長 五十嵐光喜氏 |
マイクロソフトは、この度日本ユニシス株式会社様による「統合ID管理ソリューション」の中核を担う製品として、Microsoft Identity Lifecycle Manager(以下ILM) が採用されたことを歓迎いたします。豊富なシステム構築ノウハウを有する日本ユニシス株式会社様がILMを用いた本ソリューションを提供されることで、高い水準で要求されるシステム管理やセキュリティ環境などに対応したID管理プラットフォームを、より多くのお客様にご利用いただけることと期待しております。 |
注1:Microsoft Identity Lifecycle Manager | |
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ILM は、Microsoft Identity Integration Server (MIIS) 2003 のメタディレクトリとID管理の機能をベースに構築され、スマート カードなどの強力な資格情報を管理したり、パスワードの管理を 1 つにまとめた統合アプローチを提供し、Windows と他のエンタープライズ システムにおけるID管理を行うための機能を提供します。 |
注2:Novell Identity Manager | |
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Novell Identity Managerは、散在するユーザー情報をメタディレクトリで一元管理し、連携するシステム 間でユーザー情報を同期化する製品です。 |
注3:LDAP Manager | |
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LDAPサーバーを一元管理用のメタディレクトリサーバーに据え、ユーザー情報統合の基本機能と豊富なメンテナンス用プログラム群を標準構成で提供するセキュリティシステム構築のためのID管理ツールです。 |
注4:Active Directory | |
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Windows OSに搭載されているディレクトリサービスです。 |
【セミナーのご案内】 |
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■テーマ | : | 「散在するIDを適切に管理するためには?」 |
■開催日時 | : | 2008年10月30日(木)14:00〜17:30 |
■開催場所 | : | 日本ユニシス株式会社 本社ビル 6F セミナーA 東京都江東区豊洲1-1-1 |
■主催 | : | 日本ユニシス株式会社 |
■お申込み先 | : | (終了しました) |
注釈/リンク
* | Microsoft、Windows、Active Directoryは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 |
* | Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。 |
* | LDAP Managerは、エクスジェン・ネットワークス株式会社の登録商標です。 |
* | その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
* | 関連URL: 「統合ID管理ソリューション」 http://www.unisys.co.jp/security/solution/idm/ |
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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