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Foresight in sight

ニュースリリース

2000年10月30日

日本ユニシス
全社対象のミッションクリティカルな営業支援システム稼働開始

〜CRMアプリケーションソフトウェアにSiebel製品を採用〜

 日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、拡大するIT市場において常に高い顧客満足度の維持を目指し、更なる顧客サービスの向上ならびに販売力強化のため、販売・サービス・物流購買・会計など全社のビジネスプロセスを抜本的に改革するBPR(Business Process Reengineering)活動の第一弾として、このほどCRMアプリケーションソフトウェアにSiebel製品を採用した営業支援システムを稼働開始しました。

 この社内BPR活動では、特に、次に挙げるCRM(Customer Relationship Management)の展開をしています。

  1. Siebel製品を利用した営業支援システム

  2. フィールドサポートサービスを提供するVantive製品を利用したコールセンター

  3. Web・Telセールス・センター(略称 : W@TSセンター)

  4. インターネット上での顧客との間のコミュニケーションサイト「@3 アットキューブ」

 今回の先行部門でのCRMアプリケーションを利用した営業支援システムの導入は、BPRの中心的施策である販売プロセス改革を目的としています。
この導入により営業要員は事務処理から開放され、顧客とのコミュニケーションならびに提案活動など販売業務本来の時間の拡大や、質の高い販売活動を実現するナビゲート機能の活用、販売知識の共有が可能となります。

 来年4月に予定している全社展開では、全営業要員1000名はもとより、役員・システムサービス要員4000名・関連スタッフもCRMアプリケーションを利用した営業支援システムを利用する環境が整い、鮮度の高い販売情報の共有と活用、素早い販売戦略の策定と徹底による効率的サービス活動が行われます。
 全社の部門が共通のツールを使用することにより「全部門が販売活動を行う」という意識革命を進めていきます。

 日本ユニシスでは、この全社対象営業支援システムの構築にあたり、CRMアプリケーションソフトウェアにSiebel製品を採用し、OracleデータベースおよびWindows® 2000ベースの「Unisys e-@ction Enterprise Server ES7000」上で稼働させ、 ERPパッケージOracle Applicationsと連携した、ミッションクリティカルな営業支援システムとして国内で最大規模のシステムを実現します。
 Siebel製品は、米国Siebel Systems, Inc社が開発した統合CRMアプリケーションソフトウェアで、特に、CRMシステムにおける営業支援機能が優れています。

 また、日本ユニシスではSiebel製品をEビジネス実現のためのソリューション群「Unisys e-@ction Solutions」の中で、顧客対応業務の強化を図る「顧客対応力強化ソリューション」の一つとして位置付け、今年8月より販売開始しています。
 今回の自社システムでのBPRの推進ノウハウならびにBPR定着のための各種ツールの適用技術をもとに、顧客のBPR推進コンサルテーション、eCRMならびにERPの導入サービスなどを一層強化します。