日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、マイクロソフト株式会社との日本市場における「Windows® 2000」分野でのマーケティング、製品開発、サポートを含む包括アライアンスの締結を行うとともに、「Windows® 2000」及び「Unisys e-＠ction　Enterprise Server ES7000」のビジネス戦略に基づくそのサポート・サービスの体制として、『Windows® 2000 Center of Excellence(Windows® 2000 センター・オブ・エクセレンス：W2KCOE)』を平成12年4月より開設し、「Windows® 2000」ベースの大規模・高信頼性システムの開発・構築サービス、サポート・サービスを提供します。

　このたび開設の『W2KCOE』は、米国ユニシス社はもとより、マイクロソフト社と連携したグローバルなサービス・サポート体制の中で、日本・アジア地区における拠点となるものです。『W2KCOE』はワールドワイドには、すでに、米国内に ブルーベル(ペンシルバニア州)、マクリーン(バージニア州)の2拠点、および欧州地区ではパリに開設され、活動が始まっています。

　日本ユニシスでは、米国ユニシスの各地区の「Technology Center」、「Performance Laboratory」、そして『W2KCOE』との密接な技術連携を通して、メインフレームやUNIXで永年培った大規模、高信頼性システムの構築実績やノウハウ、サービス、技術力を「Windows® 2000」分野に適用し、『W2KCOE』を中核拠点としてユーザにそのサービスを提供していきます。また、すでにエンタープライズNT分野でのサポート・サービス活動を行っている「エンタープライズNTテクノロジー・センター(eNTEC)」(平成10年7月開設)をこの『W2KCOE』に統合し、プロダクト・サポートからアプリケーション開発、システム構築までの一貫したサービス体制のもと、「Windows® 2000」、「ES7000」ベースの大規模・高信頼性システムの開発・構築サービスとサポート・サービスを推進します。

　今回の『W2KCOE』の概要は、次のとおりです。

　『W2KCOE』の役割と主な提供サービスは次のとおりです。

　日本ユニシスは今後、マイクロソフト社との包括アライアンス中で『W2KCOE』を中心に、同社とマイクロソフト社の技術者間で、「Windows® 2000」環境でのミッションクリティカル・システムをサポートするソリューション技術の開発や、アプリケーション構築技術の開発、そして企業のEビジネス・ソリューションをサポートするマイクロソフト製品の性能と拡張性を最適化、最大化するための技術開発に関してその技術交流を進めていきます。
さらに日本ユニシスは、エンタープライズクラス「Windows® 2000」、「Unisys e-＠ction Enterprise Server ES7000」をビジネス戦略の大きな柱として、この分野でのリーディング・カンパニーを目指し、『W2KCOE』によるEビジネス・ソリューションの開発・構築サービスを提供します。

　なお、ユニシスのワールドワイド展開としては今後、ラテンアメリカ地区(ブラジル)、サウスパシフィック地区(オーストラリア)、アジア地区(シンガポール)の各地区にも『W2KCOE』の開設が予定されています。