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「第51回全日本社会人バドミントン選手権大会」 男子ダブルス 廣部好輝・小宮山元組、女子シングルス 野尻野匡世選手初優勝!

  • 2008.09.03
  • トピックス


8月30日(土)〜9月3日(水)、福島県会津若松市において、「第51回全日本社会人選手権大会」が開催され、 日本ユニシスから出場した男子ダブルス小宮山元・廣部好輝組と、女子シングルス野尻野匡世選手が初優勝を果たしました。
また、男子シングルスでは井上知也選手が現在日本ランキング1位の佐々木翔選手 (北都銀行)に決勝で敗れ準優勝、混合ダブルスでは廣部・金森組が第3位となりました。

廣部・小宮山組コメント
井上知也選手コメント
野尻野匡世選手コメント

今回の社会人大会はオリンピック出場の選手が出場を回避する傾向にありましたが、沢山の選手が参加し短い日程で数多くの試合をこなす激戦となりました。
昨年まで男子シングルスに3連覇していた池田雄一選手は故障欠場で連覇が途切れてしまいましたが、今年から女子チームも参加し全5種目に挑みました。

男子シングルスでは井上知也選手が順調に勝ちあがり準決勝でNTT東日本の佐伯選手にリードを許したものの逆転勝ちして決勝進出。最後は日本ランキング1位の佐々木翔選手(北都銀行)の前に敗れましたが準優勝と結果を残しました。
早坂幸平選手も数野健太選手との同僚対決に勝ってベスト8入りしましたが準々決勝で佐々木選手に敗れました。

男子ダブルスには廣部好輝・小宮山元組と坂本修一・数野健太組の2組が出場。それぞれ勝ち上がって準々決勝で直接対決。ファイナルにもつれる接戦となりましたが、廣部・ 小宮山組が、イレギュラーなパートナーでの出場でやや戸惑いがあった坂本・数野組を振り切ってベスト4へと進出。これで勢いに乗り、決勝でもトナミ運輸ペア相手に第1ゲームを接戦で落としたものの気迫の攻撃で逆転勝ち。共に全国レベルでは始めてのタイトル獲得となりました。

女子シングルスでは野尻野匡世選手と打田しづか選手がそれぞれ先の全日本実業団で優勝したNEC SKYの選手を破ってベスト8入り。
打田選手は北都銀行の三好選手に敗れましたが、野尻野選手は快進撃を続け、準決勝では昨年全日本社会人と全日本総合のタイトルをとった今別府香里選手 (三洋電機)に接戦の末逆転勝ち。決勝では平山愛選手(七十七銀行)に圧勝し、見事な初優勝。 高校チャンピオンが翌年、社会人を制するのは42年ぶりという大快挙。女子チームに初のビッグタイトルをもたらしました。
打田・栗原組の女子ダブルスもベスト16と頑張りをみせました。

廣部選手と金森裕子選手が組んだ混合ダブルスも力強い攻撃を見せ3位に入る好成績。
結局5種目中4種目で3位以上、うち2種目に優勝と大きな収穫の大会となりました。
これから数多くの大会が開催されますが、今回の結果を弾みに選手一同頑張ってまいりますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします。

廣部・小宮山組
男子ダブルス初優勝の廣部・小宮山組
井上知也選手
男子シングルス準優勝の井上知也選手
野尻野選手
高校チャンピオンが翌年社会人を制するのは42年ぶりという大快挙を果たした野尻野選手
廣部・金森組
混合ダブルス3位の廣部・金森(写真左)組
[廣部好輝選手コメント]
全国大会で初めて優勝出来てとてもうれしいです。
最後まで勝ちたいという強い気持ちで試合できたことが良かったと思います。
今後は日本リーグでの優勝を目標にチームに貢献できるように頑張りたいと思います。

[小宮山元選手コメント]
ここ最近勝てない時期が続いたのでとても嬉しく思っています。
組み合わせ的には苦しい組み合わせでしたが、なんとか廣部と協力して優勝する事が出来ました。
またいつも一緒に練習していた王偉がコーチ席にいてくれたこともありとても心強く試合が出来ました。全国タイトルが取れて本当によかったと思います。
今大会の収穫は相手のプレーによって自分達のプレーもうまく変化出来た事だと思います。逆に反省点は、守りの安定性がなかった事だと思います。
これから色々な大会が続きますがやはりチームで目指しているのは団体戦の優勝なので、日本リーグの優勝目指して練習に励み、その結果個人戦にもいい結果が出たらいいなと思っています。
また頑張りますので応援よろしくお願い致します。

[井上知也選手コメント]
昨年この大会はベスト16だったので準優勝という結果は素直に嬉しいです。
準々決勝、準決勝は試合前から中西監督に相手の癖や戦い方をアドバイスされていて、その指示を要所で活かせられたのが大きかったと思います。
反省点は、試合の出だしに毎回リードされていたこと。これからは前半の戦い方を新しい課題として、練習で意識して取り組もうと思います。
今回、所属部署の方々が福島まで応援に来てくださり、とても心強かったです。ありがとうございました。
日本リーグではチーム優勝に貢献できるよう頑張ります!!

[野尻野匡世選手コメント]
4月に日本ユニシスに入社し、素晴らしい練習環境のなかランキングサーキットや実業団で思うような結果を出せなかったため、不安でしたし、申し訳ない気持ちばかりでした。今回、少し結果を出せてホッとしています。
今大会では、試合中のことをあまり覚えていないのでどんな収穫があったかわかりませんが、 自分の実力はまだ足りないところがたくさんあると実感しています。
今後の目標は、まず今年は体の土台をしっかりと作っていきたいと思います。 今回の結果は過去のことになるので、新しい目標を立てて、全日本総合で優勝できるようにロンドンオリンピックに出場できるように頑張ります。